「謹賀新年 A HAPPY NEW YEAR 2018☆」
予定表
A HAPPY NEW YEAR 2018
新年あけましておめでとうございます☆
今年もよろしくお願いいたします♪
今年の予定は、まず、『シノハユ』から
です☆(ただし映画『関ヶ原』の可能性も有り)
その他はというと・・・。
アストラル・バディ
『とある科学の超電磁砲』のスピンオフで
黒子と帆風潤子さん(食蜂さんのしもべ)が
主人公です☆
やがて君になる
プリンセス・プリンシバル
ハイスクール・フリート
響け!ユーフォニアム
ガールズ&パンツァー
リトルウィッチ・アカデミア
貧民 聖櫃 大富豪
メルヘン・メドヘン
2018年の新番組☆
刀使の巫女
2018年の新番組、その2☆
ゆるキャン
2018年の新番組、その3☆
宇宙(そら)よりも遠い場所
2018年の新番組、その4
魔法少女リリカルなのは Reflection
劇場版『魔法少女リリカルなのは Reflection』
前編&後編☆
ブレイブウィッチーズ
『ストライクウィッチーズ』の新たなる
シリーズ☆
ノーブルウィッチーズ
『ストライクウィッチーズ』の新たなる
シリーズ、その2☆
NEW GAME!
以上を予定しております☆
そして『戦姫絶唱シンフォギア』
なども忘れてはおりません!
映画『ダンケルク』を見てきました☆
映画『史上最大の作戦』のノルマンディー上陸作戦で
ショーン・コネリーが「ダンケルクの復讐だ!」と
言っているのですが・・・。
そのダンケルクとは、イギリスとフランスの
ドイツからの撤退のことで、それを映像化した
のがクリストファー・ノーランです。
ノーランはCGを使わない人なので、あまり
船や戦闘機が出てきません。
ですが、船や戦闘機の本物の質量が
この映画にはあります。
で、この映画『ダンケルク』は3つの視点で
ストーリーが進みます。
@ イギリス・フランスの兵士の撤退
A その兵士を乗せて輸送する船長親子(+友人)
B ドイツ戦闘機と戦う戦闘機のパイロット
Bのパイロットは、いかにも主人公らしい
活躍をします。
ダンケルクの海岸にいる兵士を狙い撃ちする
ドイツの戦闘機とドックファイトを繰りひろげ
ます。
そしてAは、ダンケルクの海岸にいる兵士を
イギリスまで乗せて輸送する船長親子(+友人)の
話なのですが・・・。
(小林よしのり先生が「民間船団の凄さを見た」と
言ったのは、『ダンケルク』に、こういう船の志願者
が大勢出てくるからです。ちなみによしのり先生は
ノーランの大ファンで、バットマンを5回以上
見たそうですw)
で、この船長の息子がイケメンなんですが
イケメン息子の友人が、どうみても、ひと目で
「ダメ!行ったら危ない!」ってすぐに思う
ダメ男くん。
ダメ男くんを見てるとハラハラしてきます!
Aは志願して兵士の輸送のために船を出した船長と
イケメン息子と友人のダメ男くんの航海なんですが
・・・。
その船にノーラン作品の常連のキリアン・マーフィー
が絡んでくるのですが、キリアン・マーフィーは
ノーラン作品では、ロクな役をやらないので
ますます不安になってきます。
そして『インターステラー』のマッド・ディモンも
そうなんですが、こういう『ダンケルク』の
キリアン・マーフィーのような立ち位置にいる人間は
ノーラン作品では、絶対にやっかいな人なんですよ!!
で、この船長は志願して船を出したんですが
実は息子はあまり乗り気ではないんですよ。
そして息子の友人とかキリアン・マーフィーとかが
絡んで人間ドラマが進行して行くんですが・・・。
なんといいますか、絶対に評価が分かれると
思います。
というか「?」、「?」、「?」ってなるんじゃ
ないかなぁ・・・。
Bのトム・ハーディのパイロットはまだわかる
んですよ。捕虜になって帰るのは英雄ですから
(『カウボーイ&エイリアン』とか)
それでも映画『ダンケルク』で、
AとBのドラマがクロスする瞬間は、
絶対に感動&感激すると思います。
そして@のドラマは、みんな若い兵士なんですよ。
@のドラマは「船が沈む」「助けて―!」を
くり返すので、それを見て「なにやってるんだろう?」
と思うかもしれませんが・・・。
これ、若い兵士だけで隊長や鬼軍曹がいない部隊
だから、流される&何をしていいかわからない
状況がえんえんと続くんですよ。
それが、かわいそうでかわいそうで・・・。
だいたい戦争は@の若い兵士みたいな人が多いと
思うんですよ。
自分が何をしてるかさえわからない。
「この戦争の大義は〜」なんて言えるのは
エラい人か、頭のいい、ごく一部の人だけです。
戦争を話すときに、
「あの戦争は正しかったか、まちがってるか?」
とか言う人がいますが・・・。
この映画『ダンケルク』の若い兵士のように
呆然とさまよう、もしくはBのパイロットの
ように1人でも多くの兵士の命を救うために
ドイツの戦闘機を撃ち落とすとか、目の前の
ことに必死で、そんな悠長なことを言うヒマは
ないと思います。
久米田康治さんのマンガで描かれた
「主語が大きい人」の元祖は、
(小林よしのり先生が尊敬する)鈴木邦男さんと
映画監督の森達也さんの、
「主語が複数になると述語が暴走する」
だと思いますが・・・。
自分を複数の主語と重ね合わせて気分を大きく
して、
「あの戦争は正しかったのか、まちがってるのか?」
などと言うよりも、『ダンケルク』の@の若い兵士を見て、
「自分だったら、すぐに死にそうでイヤだなぁ」
「ああいう大変な目には遭いたくないなぁ・・・」
と考える方が私は良いと思います。
(神野オキナ先生みたい)

3