高円宮杯 ROUND16。
相手は佐賀の強豪 VALENTIA。
国立へ、あと4つというところまできた。夏の忘れ物を取り返すまであと4つ。
TOPが天皇杯あるため、今回は少数精鋭のヘンオウで臨む。
選手入場。
----亜人夢---畑-----
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成田------------柴原
-----山田--達也-----
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諄也--教史--蓮--加藤
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--------長島--------
先週の試合は体調不良でベンチスタートだった亜人夢がスタメン復帰。
夏の大会を勝ち進み、怪我からの復帰組も含め、現状考えられる最強のスタメンがついに登場。
試合は立ち上がりから終始エスパルスがポゼッションで相手を上回り、得点も時間の問題だろうと思われた。
しかし、相手の粘り、自分たちのストロングポイントを活かしきれないチグハグな攻撃で相手をあわてさせることができない。
VALENTIAもリトリートし、一発のカウンターに賭けて来る。
サイドも誠、成田の個人技でいいところまで行けるものの、中で人数をかけがっちり守ってくる相手に好機すら作れない。
次第にサイドにも人数をかけられて、サイドからも手詰まりになり、中も崩すことができず、焦りの色が見え始めると、カウンターから相手に決定機を与えてしまう。
34分岩下監督が動く。
加藤に代えて航を投入。
山田をRSBに航と達也で中盤を制圧する。
加藤も悪くなかっただけに悔しい交代だった。
前半終了間際、誠が負傷、しばらくピッチを離れるものの、復帰する。
不完全燃焼の前半は0−0で終える。
後半開始。
やはり誠は怪我のため交代。
石原がRSHに入る。
合わせて諄也をRSBに、山田をLSBにポジションチェンジ。
後半、誠、成田に集中していたマークを石原の投入で分散させ、サイドで数的に不利な状況から開放されると、いよいよS.O.B.の本領発揮。
16分。
成田が左サイドを突破するも相手と交錯。ボールは自陣まで戻されるがこぼれを拾った達也のショートパスを受けた亜人夢がそのまま持ち込んでファーサイドにシュート。
内側のポストに当たりボールはゴールに吸い込まれ待望の先制点をエース亜人夢が奪う。
さらに28分。
DFラインでビルドアップからナリの絶妙なロングフィードが裏に抜け出した成田のもとへドンピシャリ。
成田から送られたクロスに亜人夢がダイレクトで合わせ追加点を奪う。
押せ押せの時間帯たが、疲労は顕著に現れ、達也も攣りだすと、成田も×。
すぐに成田に代わり本川が投入される。
交代直後のプレー。
右サイド、これまで相手を翻弄していた、石原がボールを持つとアーリークロス。
これに走りこんだ畑がトーキックで合わせて3点目。
このあとも地力の違いを見せ付けるように攻め続け試合終了。
終わってみれば3−0と完勝。
誠の怪我が心配だけど、ここまできたらチーム一丸となって目の前の相手を一戦一戦倒すのみ。一戦必勝。
次の相手は・・・・
ガンバ大阪JY。
夏ねじ伏せた世代最強を自負するチーム同士との対戦。
当然リベンジに燃えてくるであろう相手との、本当に負けられない戦い。
俺は仕事で行けないけれど、応援に行くヘンオウには本当にがんばって勝たせて来てほしい。
国立でまた会いましょう。国立に連れて行ってください。
高円宮杯 準々決勝 vsガンバ大阪JY 名古屋市港サッカ−場
キックオフは12月25日 13時10分・・・