中日本ユース。グループリーグを首位突破し、いよいよ順位決定戦の準決勝。
Jユースも開幕し、1,2年生を主体に戦うこの世代が本格的に底上げとして重要視されてくる時期だ。
だからこそ、全国準優勝を成し遂げたジュビロユースの山本、押谷らの抜けたU−17のジュビロには絶対に負けてはいられない。
しかし、
ジュビロのサッカーに手を焼き、全てが後手後手の前半。
パスを繋ぎ、動き、スペースをカバーしという基本を忠実に繰り返すジュビロに対し、
奪ってもパスが繋がらず、チャレンジも消極的。
一人が寄せるとカバーが遅く散らされるとパニック。
それでもなんとか踏ん張りを見せる。
しかし、前半も終わり際になってペナルティエリア内で一瞬足が止まると寄せきれずに失点。
さらに終了間際にノリがブロックするもこぼれ球を決められ0−2。
苦しい前半を0−2で折り返す。
後半はもう攻めるしかないエスパルス。
選手交代で手を加えながら、徐々に自分たちの持ち味をだしてくる。
陽平が個人技で魅せたり、誠が積極的に攻め込んだり、孝洋がスピードで圧倒したりとやるべきことをしっかりとできてきたけれど、精度が足りない。
セットプレーから孝洋がなんとかねじ込んで1点を返すのが精一杯。
1−2でジュビロに敗れ、3・4位決定戦に臨む。
メンバーを若干入れ替えてきた翌日の近大付属戦。

前半から主導権は完全にエスパルス。
正直力の違いがあったのは明白で、だからこそもう少し差をつけて欲しかったな。
焦れた展開の中からこの日最初のCKを奪うと、達也の上げたボールに恭平が頭で合わせ先制。
さらに誠が中央抜け出し、自分で行くか、と思わせた瞬間陽平に絶妙のスルーパス。
陽平はきっちり決めて2−0。
前半は2−0で折り返す。

後半も圧倒的。この日先発した柴田もほとんど出番がない試合だった。
後半も傑がボールを拾い、そのまま持ち込んで、DFを2人手玉にとり追加点。
3−0では消化不良という正直最近では贅沢な感想だけど、正直そう思えるくらいの差はあった。
いよいよ来週はJユースvsガンバ大阪。
場所は聖地日本平。
今シーズン最初で最後のユース日本平開催。
相手は夏の王者。
最高の場所、最高の相手。
今年最後のユースの大会でどれだけのことができるのか。
自分たちの持てる力を全て出そう。全力でぶつかろう。
俺たちの日本平で俺たちのサッカーをしよう。