先日の県大会初戦でHondaを3−0で撃破したエスパルス。
この試合で勝てば勝ち点6となり、文句なしの県大会1位突破が決まる。
初春のヤングサッカーフェステバルでは一貴のゴールで1−0と降している。
しかしその一貴や誠、広大らを怪我で欠いたエスパルス。
しかし亜人夢が復帰後初のベンチ入りを果たし、宿敵ジュビロとの戦いに挑む。
≪先発≫
------陽平--孝洋------
----------------------
成田---------------傑-
------達也--慶也------
----------------------
稲毛--恭平---蓮---諄也
----------------------
---------長島---------
入りこそ悪くなかったが、徐々にジュビロにペースを握られ始める・
攻撃面では速攻の場面では、良い攻撃で相手の深い位置まで攻め込むことはできるものの、
ビルドアップしての攻撃、ジュビロの陣形が整った形の中では優位に試合を進めることができず、高い位置でボールを奪われピンチを迎える場面も。
セットプレーから何度も決定機を与えてしまうが、潤のセーブで前半を無失点で折り返す。
前線でボールが収まらず苦しい展開だっただけに序盤からメンバーを変えてくるかと思われたが、
そのままの布陣で後半に臨む。
しかし、後半3分。
右サイドを突破され、クロスを入れられてしまうと、ニアで一人潰れボールはファーに抜ける。
ボールウォッチャーとなり、一歩が遅れると、そのままファーに走りこんだ14番が押し込みジュビロが先制。
攻めるしかなくなったエスパルスは猛攻を仕掛ける。
後半12分 OUT 傑 ⇒ IN 畑 (FW) ※陽平RSH
後半20分 OUT 諄也 ⇒ IN 教史 (CB) ※恭平RSB
投入される選手が意味するものは「攻撃」。
後半25分 OUT 成田 ⇒ IN 亜人夢 (LSH)
亜人夢がついにピッチに帰ってきた。
昨年8月25日の中日本順位決定戦、その試合の相手は奇しくもジュビロ磐田。
約9ヶ月ぶりの亜人夢コール。
後半29分 OUT 陽平 ⇒ IN 郁 (RSH) ※4-3-3
最後は陽平を下げて郁を投入。
4−3−3で勝負に出る。
しかし、そのままゴールを奪うことはできず、0−1のまま終了のホイッスル。
公式記録を見てみると、明らかなのは、CKの数とオフサイドの数。
こちらがオフサイドを奪ったといえば聞こえはいいが、実際は裏を取られたという表現が適しているような気がする。
CKも攻めることはできても、実際シュートまで持ち込むことも困難であった。
ポゼッションだけみればそれほど差があったようには思えない。
実際、終了まで1点も奪えない相手だとは思えなかった。
必ず1点取れるような展開とも言えた。
何が課題とは明確には言えないが、一つ挙げるとすれば、
横パスの差ではないだろうか。
ビルドアップで攻めあがる際に、チェンジサイドをするボール、成田のボールは非常に鋭いのだが、実際ボランチのラインからのチェンジサイドのボールが圧倒的に少ない。
また、縦を切られた際の横へのパスが弱かったりとポジティブなパスではなく、ネガティブなパスが非常に多かった。
それがジュビロとの差だったように思う。
これで、
順位 チーム 試合数 勝点 得点 失点 得失点
1位 清 水 2 3 3 1 +2
2位 磐 田 1 3 1 0 +1
3位 Honda 1 0 0 3 −3
となり、エスパルスの2位以内が確定。
この悔しさは東海大会、全国大会で晴らせ!