初戦を快勝し、いざ名古屋戦。
名古屋も初戦を快勝し、連勝を狙うチーム同士の一戦。
≪先発≫
-------力---聖矢------
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飛天--------------和磨
------石毛-悠太朗-----
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雄太--江井--大我--三田
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---------八谷---------
序盤、ミドルレンジからのシュートを八谷が辛うじて触りバーに当てて防ぐなど危ない場面もあったが、徐々に連動したプレスから高い位置でボールを奪えるようになり徐々にリズムを掴む。
そして11分。
飛天のスルーパスに抜け出した力がシュート。
一度はGKに防がれるがこぼれを聖矢が拾い決めて先制。
これで勢いに乗るかと思われたが、ここから名古屋が本領発揮。
一気にその波に飲み込まれてしまう。
20分。
ハーフラインあたりから8番がするするとドリブル開始。
石毛が中を切ってサイドを変えさせないように寄せようとするも、8番は25mから強烈なミドルを放ちネットに突き刺さる。
これは八谷も見送るしかない見事なシュート。
終盤、連続でCK、FKと与えてゴール前を固める。
なんとかこの場面では失点せず耐えたものの、反撃をすることができず、前半を1−1で終える。
ハーフタイム。
集中して岩下監督の話に耳を傾ける。
全員で円陣を組み、後半に挑む。
ところが後半も試合の主導権を握ったのは名古屋。
開始2分。
ぺナすぐ外でFKを与えてしまい、これを左隅に綺麗に決められてしまい1−2と逆転される。
7分。
名古屋11番のシュートを八谷が防ぐも25番がきっちりと詰めて1−3。
後半10分 OUT 和磨 ⇒ IN 拓弥 (RSH)
後半19分 OUT 力 ⇒ IN 大和 (CH) ※石毛CFへ
そして20分。
21番の右サイドからの折り返し、これがゴール前にカバーに入った大和の足に当たり左サイドネットに吸い込まれる。
奇しくもこれが大和のファーストタッチ。
何もかもがうまくかみ合わない。
攻めるしかないエスパルスも徐々に攻撃の気配を見せるも、なかなか連続攻撃とはいかず単発に終わってしまう。
ゴールを奪ったのは28分。
飛天の左CKがファーに抜けたのを追った江井の折り返しを雄太がボレーで突き刺し2−4とする。
しかし33分。
名古屋11番の右CKを中央でマークを外した9番に頭で決められて2−5。
息の根を止められる。
終わってみれば2−5という結果だが、実際もっと点差がついてもおかしくないというくらいの完敗だった。
プレミアカップで名古屋のU−14との試合に完敗したが、この試合もその時と同じように名古屋のサッカーに完璧にハマり、手も足も出なかった。
前から精力的に人数をかけて追い込み、ハーフラインより手前で相手ボールを徹底的に奪い、攻撃を仕掛ける。
クリアをしようとするDFにもきっちりとチェイスして簡単に蹴らせない、そしてセカンドボールを拾いさらに攻撃。という一連の流れにやられた。
ただ、相手の試合をされたのは事実だが、エスパルスのサッカーが全くできなかったのもまた事実。
DF陣と前線の狙いが全くかみ合わず、ロングボールでも何でもとにかくボールが欲しい前線の選手に対し、とにかくラインを上げて一度落ち着いてボールを回したいDF陣。そのバラバラのチームに挟まれた中盤で意思統一ができず間延びしてしまい結果セカンドボールはほとんどが名古屋ボールとなり押し込まれた。
ただ、いつまでもこのことを引きずっていてもしょうがない。
今週末にはまた試合があるし、来週にはジュビロとの最終節の決戦。
県大会でも一度負けてから這い上がった勝負強いチームだ。
絶体絶命のこの状況を自分たちの力で打破してこそ、君たちの本当の力だ。
やってやろうじゃねーか、勝負はここからだ。