東海大会のグループリーグも3戦目。
1勝1敗で迎えたアルゴスとの対戦。最終戦でジュビロとの戦いが控えているため、ここはきっちりと勢いをつけたいところ。
11:30キックオフの前の時間帯で行われたジュビロvs名東の試合では4−0とジュビロが勝利したことがわかり、ベンチも把握していたようだ。
この結果を受け、次節の試合で優位な状態にたつためには8点差以上の得点差をつけてアルゴスを倒すことが条件。
≪先発≫
-------力---聖矢------
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飛天--------------和磨
------石毛-悠太朗-----
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雄太--大我--江井--三田
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---------斉藤---------
今日は斉藤を先発で使う。
2人のGKが共に代表に常に呼ばれるなんてものすごく贅沢な悩み。
試合が始まると、エスパルスが最初から攻め込む。
しかしどこか攻撃の形を作りきれずチグハグな立ち上がり。
うまくいかない、点が取れないことへの焦りからか、楔がうまく入らず押してはいても押し込むことができない。
DFはそれほど危険な場面は与えず。
裏に放り込まれてもしっかりと体を入れてケア。
とにかくこの試合はオフサイドに苦しんだ。
楔からの落としたボールを裏に放り込もうとするとオフサイドの網にかかる。
意図して狙っているのか、偶然なのかはわからないが、オフサイドトラップをかけているのではないかと思われる確率で笛を吹かれた。
前半25分 OUT 力 ⇒ IN 大和 (CH) ※石毛CFへ
力は悔しい前半途中交代。
確かにボールが収まらなくてリズムを作ることはできなかったが、チームの盛り上げ役、精神的な支柱な力だから、次の試合でしっかりと活躍してくれることを期待しているよ。
再三得たCKのチャンスも決め切れず、嫌な空気が流れたものの、ついにゴールを奪う。
33分。
左サイドに流れて石毛の放ったループシュートがバーに嫌われるも、右サイドにこぼれたボールを聖矢が拾って中につなぎ再び石毛のもとへ。
これを今度はきっちりと右足インサイドでファーサイドに決めて先制点。
そして前半終了。最後に1点を奪い後半に。
ハーフタイムには「岩下ボード」を使って修正点が伝えられる。
後半残り7点を奪うことができるのだろうか。
後半開始。
後半開始直後から右サイドから猛攻を仕掛ける。
そして5分。
石毛がボールを持つと聖矢が右サイドにプルアウェイ。
完璧なスルーパスが石毛の右足から放たれるとフリーで抜け出した聖矢がGKも交わしてゴールに流し込み2−0。
さらに6分。
左サイドでボールを持った雄太がドリブルでボールを運び豪快に決めて3−0。
8分。
聖矢が左サイドで粘り中に切れ込みクロス。
これをニアに走りこんだ石毛がダイレクトボレーで押し込み4−0。
この勢いそのままに大量点と行くかと思われたがここからなかなかゴールを奪えない。
後半15分 OUT 和磨 ⇒ IN 勝又 (CH)
後半25分 OUT 聖矢 ⇒ IN 克哉 (CF)
どうも落ち着かない時間帯に勝又を投入し、ポゼッションを再び支配して戦うようになる。
さらに克哉を投入し、前への爆発力を担う。
32分。
左サイドからのボールに抜け出した大和が流し込み決めて5−0。残り時間3分という時間で決めたボールをすぐに奪ってキックオフを急ぐ。
後半32分 OUT 三田 ⇒ IN 福島 (RSB)
34分。
ぺナ右外で石毛が倒されて得たFK。
飛天が直接狙うもバーに当たって跳ね返ったボールを雄太がダイレクトで叩きつけて決める。
6−0。
35分。
左サイドに流れてボールを受けた悠太朗がそのままドリブルで持ち込み、ファーサイドに転がし流し込む。
7−0。あと1点。
そして36分。
左サイドでボールを受けた克哉。
もう時間がないというところで得た最後のアタッキングチャンス。
興奮して写真を取れなかったのでオフィシャルより写真をクリックで育成ニュースに!
克哉はしっかりと落ち着いてゴールに沈めて8点目。
奇跡に近い、後半一気の7得点で8−0で試合終了。
良くやった。
良く戦った。
これでジュビロと勝ち点得失点差で並んで総得点で上回った。
次節ジュビロに引き分け以上でグループリーグを突破することになる。
名古屋に敗れ
力の差を見せつけられ、どうなることかと心配した。
それでも自分たちの力でこの8点という無茶難題をクリアし、力をつけた。
あと一つ。
あと一つでグループ突破だ。
次節ジュビロとの試合、俺はプリンスリーグに行くので、気持ちはみんなに託す。
選手たちも悔いの残らぬように、引き分けでも良いなんて言わないで圧倒して突破してほしい。
相手はジュビロだぞ。こんな舞台でやれるのは逆に俺達がエスパルスだからこその因縁だ。
がんばれみんな。