グループリーグ第2戦の相手は関東第7代表の川崎フロンターレ。
勝ち点6でのグループ突破を狙うには、ここで得失点を最低限0に戻し、大分戦に繋げなければならない。
とにかく柏戦から切り替えて、戦わなければならない。
≪先発≫
-----亜人夢--畑-------
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崇兆---------------渉-
-------誠---田代------
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伸尚--犬飼--教史--諄也
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---------長島---------
成田が大会前からの負傷が柏戦で再発。
この日はベンチスタートでジョーカーの役目を担う。
渉がRSHに入り、崇兆がLSHに回る。
開始26秒。
田代のフィードに抜け出した畑が飛び出すGKを交わすループでゴールに流し込んで先制ゴール。
電光石火の攻撃に先手を奪う。
このゴールで勢いに乗るかと思われたが、18分。
金原のフィードを東城がゴールを背に受けるも、教史を振りきってターン。
冷静に一対一を沈めあっさりと同点に追いつかれてしまう。
亜人夢がクロスボールに飛び込むもダイビングヘッドは枠を捉えきれず。
29分。
左サイドからダイレクトで奥沢が落としたボールをダイレクトで東城がスルーパスを送り、抜け出した今野が持ち込んで決める。
これで前半にして1−2と逆転されてしまう。
誠が中盤で良くボールに絡みドリブルでピッチを縦横無尽に切れ込む。
しかし最後のところで囲まれたりと、決定機まで結びつけることには至らない。
前半は1−2で折り返す。
後半00分 OUT 教史 ⇒ IN 成田 (LSH) ※田代CB、渉CHへ
成田を後半から投入。
後半12分 OUT 崇兆 ⇒ IN 柏瀬 (CF) ※亜人夢RSHへ
後が無くなったエスパルスは前掛かりに攻め込む。
フロンターレの攻撃はカウンターに終始。
前から行けるようになり攻撃に厚みが生まれ、成田も快速を活かし攻める。
ところが21分。
金原のパスを受けた奥沢がフィード。抜け出した東城がワンタッチで流し込んで1−3。
後半26分 OUT 諄也 ⇒ IN 影山 (CF) ※3-4-3へ
31分。エスパルスの繋ぎのボールをインターセプトした東城がそのままドリブルで持ち込んで決めて1−4。ダメ押しのゴールを与えてしまう。
敗戦濃厚という状況になっても、最後まで戦うことはできた。
後半40分 OUT 犬飼 ⇒ IN 矢守 (RSB)
犬飼は猛攻に耐え、ついに足を攣ってしまった。
柏戦に続く1−4という大敗。
ただ、柏戦同様、スコアほどの差を感じはしなかった。
点の取られ方が良くなかったし、決めるべきところを決めるという当たり前のところでの差が大きかった。
これでグループリーグ敗退が決定。
エスパルスの夏は大分戦を残して早くも幕を閉じた。
関東2チームとの試合ではサッカーとしての差を見せつけられた。
やられた感はそれほどないものの、次もう一度戦った時に勝つことができるのかというと、勝てないと思う。
Jユース開幕まであと1ヶ月。
どのようにこの8月の一か月を過ごすのか。
プロを目指すユースという下部組織の選手たちに、下を向いている時間などない。