≪試合結果≫ ※25分ハーフ
清水エスパルス 4−3 エスパルスSS富士
(前半:0−1、後半:4−2)
≪得点者≫
●富士12番 (前半24分、スルーパスに抜け出した富士12番が幸輝と1対1)
●富士10番 (後半03分、富士左CKをゴール中央で富士10番がヘディング)
●富士10番 (後半06分、富士の右斜め45度FKを富士10番がヘディング)
●斉藤孝輝 (後半11分、北川が倒されて得たFKを斉藤が蹴って直接)
●西澤健太 (後半13分、ゴール前の混戦で相手クリアのこぼれを西澤)
●北川航也 (後半24分、大塚パスに抜け出した北川が右隅に流し込む)
●北川航也 (後半26分、ペナ内で北川が倒されて得たPKを北川が自ら)
≪先発≫
------大塚--北川------
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ヒロ--------------西澤
------森主--宮本------
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水谷--片瀬--深澤--杉本
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---------幸輝---------
◆選手交代
後半04分 OUT 片瀬 ⇒ IN 斉藤 (CB)
後半13分 OUT 大塚 ⇒ IN 杉山 (CH) ※宮本FWへ
後半22分 OUT 森主 ⇒ IN 大塚 (FW) ※宮本CHへ
≪後半22分以降≫
------北川--大塚------
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ヒロ--------------西澤
------宮本--杉山------
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水谷--斉藤--深澤--杉本
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---------幸輝---------
試合は立ち上がりからエスパルスが完全に支配して進める。
立ち上がりから積極的にシュートを放ち、ゴールに迫る。
しかし、時間は経つもゴールネットを揺らすことができず、前半終了を迎えると思われた終了間際、カウンターから裏へのパスに抜け出され一対一を冷静に流し込まれて終了間際の危険な時間帯にまさかの先制点を献上。
前半を0−1とビハインドで折り返すこととなった。
前半、ボールは回るものの、サイドから斜めに楔を入れて、そこから勝負という形が非常に多く、サイドに振ったあとの工夫が足りずに楔に対してきっちりと寄せられてミスを誘発されてしまうという形が続発。
なかなかダイナミックに攻め込むことができず、さらに足元でボールが落ち着かず、自らのミスでフィニッシュの部分が雑になってしまうということが見られた。
後半立ち上がりで巻き返しを狙うも、空回り。
すると左CK、右サイドからのFKとセットプレー2つで失点してしまい、後半6分で0−3とされてしまう。
残り20分間での3点ビハインド。
これでやっと目を覚まし、11分、13分に孝輝、健太がそれぞれ決めて1点差。
しかしこのあとは24分まで得点を奪えない。
24分に航也が決め、ロスタイムにPKを自ら決めて20分間で4点を奪い、なんとか逆転勝利でグループリーグ初戦を切り抜けた。
SS富士も最後の最後で力尽きたとはいえ、素晴らしいチームだった。
後半3−0になってからの戦い方で、エスパルスが2点返したときに1点を守りに入ってしまったが、あそこでもう1点突き放すゴールを奪いに来ていれば、結果は逆だったかもしれないと思わすチームだった。
いずれにしても、このような劇的な展開は確かに自信にはなるだろうが、本来は圧倒的に力の差を見せつけなければならないはずだ。