ORANJE

第2回 ジャパンユースサッカースーパーリーグ 2010
　
U-17 Bリーグ 第4節

清水エスパルス vs 桐光学園高校 at 裾野時之栖Ｆ
　
　
　
≪試合結果≫　※40分ハーフ
清水エスパルス １−１ 桐光学園
（前半：1−1、後半：0−0）
　
　
　
≪得点者≫

●進藤優東（前半08分、諄也楔を受け振り向き右足ドライブシュート。）
●桐光40番（前半23分、シュートリバウンド押し込む。）
　
　
　
≪先発≫
　
------影山--柏瀬------
----------------------
----------------------
直樹--------------進藤
----------------------
------田代---渉-------
----------------------
矢守--伸尚--犬飼--諄也
----------------------
---------瀧川---------
　
　
　
◆選手交代
後半00分 OUT 直樹 ⇒ IN 誠 （OH）　
後半00分 OUT 進藤 ⇒ IN 崇兆 （RSH）

　　
　
≪後半00分以降≫

---------柏瀬---------
----------------------
影山------誠------崇兆
------田代---渉-------
----------------------
矢守--伸尚--犬飼--諄也
----------------------
---------瀧川---------
　
　
　
《警告》

田代諒（後半11分、ラフプレー）

≪後記≫

ジャパンユースサッカースーパーリーグもすでに第４節。
先日の滝川第二を９‐０で倒し、開幕３連勝中。
対する桐光学園高校は神奈川県の強豪校。ＯＢには中村俊輔やエスパルスの淳吾や本田などもいる。

なお、誠と崇兆はサテライトに出場しこちらの試合にも出場。（誠は新潟戦で１ゴール１アシスト）

試合は進藤のスーパーゴールで先制するも追いつかれそのまま１‐１でドロー。開幕４連勝はならず。





















前半は序盤はエスパルスのペースで進めるも、先制点を奪ったあとから押し込まれ始める。

ポゼッションこそエスパルスの方が高かったように感じたが、実際は持たされているような感じ。
ＤＦラインでビルドアップを試みるも、出しどころがなく、ダラダラまわしているだけのようになってしまった。


後半、誠と崇兆を投入して４−２−３−１にシステムを変えてからはサイドからダイナミックな攻撃を仕掛けれるようになって、完全に主導権を握った。
後半に関しては何点も取れるチャンスがあっただけに無得点に終わってしまったのは残念。

これで４試合を消化し３勝１分の勝ち点１０。
桐光学園は６試合消化の５勝１分の勝ち点１６。
残り４試合のエスパルスに対し、桐光学園は２試合。

当該対戦相手を見てみるとどちらも残り全勝という形で進みそうなグループ展開なだけに１３日、１４日に行われる実力差があると思われる２校を相手にどれだけ多くのゴールを奪えるかでグループ突破の可能性が変わってくる。

目の前の相手をきっちりと倒すことができれば自ずと道は開けるだろう。

≪試合結果≫　※25分ハーフ
清水エスパルス ７−１ 浜松開誠館中学校
（前半：5−0、後半：2−1）
　
≪得点者≫

●望月　大 （前半00分、開始38秒、左サイドから望月大が決める）
●西澤健太 （前半15分、北川スルーパスに抜け出した西澤が決める）
●北川航也 （前半17分、水谷右ｸﾛｽを中央で森主ｽﾙｰし北川が決める）
●宮本航汰 （前半24分、大塚左パスをファーサイドで宮本が押し込む）
●北川航也 （前半25分、右クロスを西澤?がヘッド、リバウンドを北川）
●望月　大 （後半00分、開始24秒、杉本スルーパスを望月大が決める）
●北川航也 （後半05分、水谷左アーリークロスのこぼれを北川が決める）
●開誠10番 （後半16分、カウンターから開誠７番のパスを開誠10番）
　
≪先発≫

------大塚--北川------
----------------------
ヒロ--------------西澤
------森主--宮本------
----------------------
水谷--斉藤--深澤--杉本
----------------------
---------山川---------　
　
◆選手交代

後半06分 OUT 望月大 ⇒ IN 鈴木 （LSH）
後半06分 OUT 大塚 ⇒ IN 西田 （CF）
後半11分 OUT 山川 ⇒ IN 幸輝 （GK）
後半11分 OUT 斉藤 ⇒ IN 片瀬 （CB）
後半11分 OUT 西澤 ⇒ IN 森田 （RSH）
後半11分 OUT 森主 ⇒ IN 杉山 （CH）
後半22分 OUT 水谷 ⇒ IN 井上 （LSB）
後半22分 OUT 深澤 ⇒ IN 酒井 （CB）
後半22分 OUT 杉本 ⇒ IN 出口 （RSB）
　
≪後半22分以降≫

------北川--西田------
----------------------
鈴木--------------森田
------杉山--宮本------
----------------------
井上--片瀬--酒井--出口
----------------------
---------幸輝---------　
　
≪警告≫

●北川航也 （後半04分、ラフプレー）





いよいよやってきたウィナーズカップの舞台。
２年連続、相手は開誠館。





開誠館の勝ち上がり方を見ると決して強いとは言い切れないスコアでの勝ち上がり方。
しかし、相手を舐めて戦っては、痛い目を見るのは目に見えている。
どんな相手であれ、全力で叩き潰すのみ。



クラブの部決勝トーナメントで露呈した立ち上がりの悪さをどう克服するかと思ってはいたが、試合はいきなり動いた。



右からのパスをフリーで受けたヒロ。



左足で冷静に流し込む。





開始３８秒での先制ゴールで一気に試合の主導権を奪う。







追加点は１５分。



右サイドから中にダイアゴナルに走り込んだ健太に右サイドに流れていた航也がスルーパスを送る。
健太はこのパスを受け冷静に右足で決めて追加点。



さらに１７分。



ＣＫの流れから拓磨の右グラウンダーのクロスをニアで麗司がスルーし



中央で航也がダイレクトでゴール天井に豪快に突き刺して３−０とする。



さらに攻撃を仕掛けゴールを脅かすエスパルス。





４点目は２４分。



聖磨が左サイドから折り返す。



中央に顔を出した航汰がきっちりと押し込んで決める。



２５分。健太のシュートのリバウンドを航也が決めて５−０とする。



このゴールの直後に前半終了の笛。



後半開始、交代なし。



２４秒。頼が中に切れ込みながらスルーパス。
抜け出したヒロがＧＫ一対一。



これを落ち着いて決める。



前半に続き後半も開始直後にヒロが決める。



５分。拓磨クロスのこぼれを拾った航也が左に流れて持ち込む。



これを左足できっちり決める。





これで７−０。









ベンチメンバーを全員投入し、さらに追加点を狙うものの、なかなか攻撃の歯車が噛み合わずゴールは奪えず。

逆に１６分、カウンターから１０番に決められ１点返されてしまった。



そして７−１で試合終了。大会２連覇で県チャンピオンの座を奪取！

東海大会への切符をついに掴んだ。



試合後の挨拶では勝ちロコ！







みんなで手をつないで挨拶！







静岡朝日テレビの勝利チームインタビュー。

















表彰式。



記念撮影。



優勝おめでとう！群馬チャレンジなど、東海大会までにもっともっと強く、たくましくなれ！

東海もチャンピオンで全国大会に行くぞ！！




グッチョイ！！

≪試合結果≫　※25分ハーフ
清水エスパルス ３−１ ジュビロ磐田
（前半：1−0、後半：2−1）
　
≪得点者≫

●ｵｳﾝｺﾞｰﾙ （前半19分、ﾊﾟｽｶｯﾄした磐田DFがﾊﾞｯｸﾊﾟｽそのままOG）
●水谷拓磨 （後半11分、北川ヒールパスに抜き出した水谷がGKと1対1）
●大塚聖磨 （後半18分、北川シュートリバウンドを大塚が押し込む）
●磐田12番 （後半26分、右サイドから持ち込んだ磐田12番が決める）
　
≪先発≫

------大塚--北川------
----------------------
ヒロ--------------西澤
------森主--宮本------
----------------------
水谷--斉藤--深澤--杉本
----------------------
---------山川---------　
　
≪警告≫

●斉藤孝輝 （後半05分、反スポーツ的行為）





いよいよ決勝。
対するは事前の予想通り、ジュビロ磐田。

グループリーグでの対戦では２−０と勝利しているが、ボルケーノでの対戦やＴＭなど、決して直近の試合で勝利しているとはいえ侮れない相手である。









立ち上がり、ここ最近の試合展開と同様なかなか試合を支配しきれない。



この前半、最大のピンチは山川に助けられる。
中央からのミドルを弾き、さらにリバウンドを右サイドから強烈にシュートを打たれるも、これも弾き返す。

山川のビッグセーブでまずは事なきを得る。



ピンチのあとにチャンスあり。

そのゴールは突然、そしてあっけなく生まれる。

１９分。エスパルス、右サイドから左サイドへのグラウンダーのパスを戻りながらジュビロＤＦがカットしダイレクトでＧＫに戻す。
しかし、このボールで飛び出していたＧＫの逆を突いてしまい、ボールは転々とゴールに向かい転がっていき、追いすがるジュビロＧＫ、ＤＦ、押し込もうとするエスパルス攻撃陣も及ばず、ボールはゴールに吸い込まれた。

オウンゴールで欲しかった先制点を得る。



前半はこのまま１−０で終了。





後半開始、メンバー交代なし。











後半は主導権はエスパルスが握る。
追加点を奪うべく攻め込む。



１１分。
左サイド攻め上がった拓磨が航也にボールを送ると、航也はゴールに背を向けた状態でキープ。
万事休すかと思われた瞬間、拓磨が航也を追い越し、航也はヒールキックでスルーパスを送る。

この阿吽の呼吸のプレーにジュビロＤＦラインは完全に反応が遅れ、ドフリーで拓磨はＧＫと一対一。

これを冷静に流し込み、後半最初のゴールはエスパルスが奪う。



さらに１８分。



頼のスルーパスに抜け出した航也がシュートを放つ。
このシュートはＧＫに弾かれるも、



リバウンドをフリーで待ち受けた聖磨が蹴り込んで追加点。



３−０として試合を決める。







最後までゴールを貪欲に狙い、攻めるエスパルス。
終盤、最後まで試合を捨てなかったジュビロに１点を返されてしまうが、この１点に抑えて試合終了。







３−１でリベンジを狙うジュビロ磐田を返り討ちにし、見事１年生大会クラブの部を３連覇。





表彰式。





記念撮影。







県大会初戦のエスパルスＳＳ富士戦ではどうなることかと思われたが、３点のビハインドを自分たちの力で跳ね返し、そこからは盤石の戦い。

決勝トーナメントでは試合への入り方があまり良くないという問題点もあったが、屈強のＤＦ陣が我慢してくれている間に一発でエースがゴールを生み出し、そこから攻撃陣が畳み掛けて試合を決めるというスタイルで勝ち上がった。

センターからは航汰が中心にゲームを組み立て、両ＳＢが攻め上がりワイドな攻撃も展開。

ジュビロ戦のように中央でＣＨがディフェンスに追われる場面が多くなっても、サイドから攻撃を仕掛けることができるので相手としては押さえどころを絞ることができず徐々に相手を押し込んでポゼッションすることができている。


正直、このチームは強いと日に日に感じることができた県大会となった。




さあ、いよいよウィナーズカップだ。
相手は浜松開誠館中学校。２年連続の対戦であり、昨年惨敗した悔しさからの反逆心をもって挑んでくるはずだ。

ジュビロと同じようにしっかりと返り討ちにして、東海大会へ進もう。

東海大会まであと一つ。

≪試合結果≫　※25分ハーフ
清水エスパルス ３−０ ACNジュビロ沼津
（前半：2−0、後半：1−0）
　
≪得点者≫

●北川航也 （前半06分、杉本ロングパスが裏に抜け北川が持ち込み）
●西澤健太 （前半26分、水谷の右CKを西澤がヘディングシュート）
●望月　大 （後半07分、森主落としを大塚シュート望月大が押し込む）
　
≪先発≫

------大塚--北川------
----------------------
ヒロ--------------西澤
------森主--宮本------
----------------------
水谷--斉藤--深澤--杉本
----------------------
---------山川---------　
　
◆選手交代
後半16分 OUT 斉藤 ⇒ IN 片瀬 （CB）
後半16分 OUT 大塚 ⇒ IN 西田 （FW）
後半22分 OUT 森主 ⇒ IN 杉山 （CH）
　
≪後半22分以降≫

------北川--西田------
----------------------
ヒロ--------------西澤
------杉山--宮本------
----------------------
水谷--片瀬--深澤--杉本
----------------------
---------山川---------







いよいよ準決勝。前日の準々決勝でＳＳ静岡に快勝したエスパルスは、藤枝東ＦＣに先制されながらも終盤追いつき、ＰＫ戦で勝ち上がったジュビロ沼津との対戦。



立ち上がり、ジュビ沼の攻撃に押し込まれなかなかポゼッションできずに苦しむも、６分ロングパスから先制点を得る。







頼が縦にロングフィードを入れると航也がＤＦとヨーイドンで抜け出す。
ＤＦを押さえながらボールに追いつき、ＧＫの動きを良く見てゴールに蹴り込み先制。
押し込まれた展開から一発で形勢逆転する。



直後の相手ＦＫからバー直撃のヘディングシュートを打たれるも危ない場面はこの場面くらい。





前半終了直前に得た右ＣＫから追加点を得る。

２６分、拓磨の右ＣＫを中央で健太が頭で合わせると、



ＧＫの前で麗司がジャンプ。



麗司に当たったかどうかは非常に微妙な感じだったが、結果的にＧＫのブラインドになってゴール。終了間際の良い時間での追加点となった。








気を引き締めなおして後半に臨む。

後半７分。３点目を奪う。









麗司がライン際まで持ち込み聖磨にマイナスの落としを送ると、聖磨がファーにシュート。
ファーから走り込んだヒロが押し込んでゴール。これがダメ押しとなる。







終盤午後からの決勝が控えていることもあり、メンバー交代をしてそのまま３−０で試合終了。





きっちりとジュビ沼を往なして決勝進出決定。

東海大会まではあと２つ。

≪試合結果≫　※40分ハーフ
清水エスパルス １−１ 清水東高校
（前半：1−1、後半：0−0）
　
≪得点者≫

●清東59番 （１本目19分、クリアミスを拾った清水東59番が反転シュート）
●加賀美翔 （１本目26分、右を突破した直樹のクロスを加賀美がボレー）
　
≪１本目≫

-----加賀美-祐也------
----------------------
直樹--------------石毛
-----加里武-進藤------
----------------------
飛天--犬飼--江井--和磨
----------------------
---------八谷---------　

≪１本目20分以降≫

-----加賀美-祐也------
----------------------
飛天--------------直樹
-----加里武-石毛------
----------------------
進藤--犬飼--江井--和磨
----------------------
---------八谷---------　
　
≪２本目≫

------直樹-加賀美-----
----------------------
飛天--------------和磨
------石毛--進藤------
----------------------
加里武-犬飼-江井--諄也
----------------------
---------八谷---------　
　
≪２本目25分以降≫

------柏瀬--影山------
----------------------
成田--------------崇兆
-------渉----誠-------
----------------------
矢守--伸尚--溝口--諄也
----------------------
---------八谷---------


































清水東と組まれたＴＭ。
翌日がＪＹＳＳＬ　ｖｓ滝川第二ということもあり、２本目途中まではサブメンバーで戦う。

クリアミスを拾われ失点するも、加賀美が直樹の右クロスをボレーで合わせ同点。

注目の清水東の荒井拓海は１本目ＬＳＢ、２本目ＣＢで出場。


なかなかゴールという形でつなげることができなかったが、ここでアピールすることがＡチームでの出場というチャンスへと繋がるわけだから積極的にアピールし活躍してほしい。

この試合、大榎監督は東京で行われる「岡田ＪＡＰＡＮを励ます会」に出席するため渡邉一平コーチが指揮をとった。


なお、翌日のＪＹＳＳＬでは９−０でエスパルスが圧勝。
開幕３連勝。