≪試合結果≫ ※40分ハーフ
清水エスパルス 3−3 ACNジュビロ沼津
(前半:2−0、後半:1−3)
≪得点者≫
●海野智貴 (前半11分、中村FKをゴール前で海野ワントラップボレー)
●宮本航汰 (前半17分、ボールを受けた宮本が持ち込んで自ら決める)
●沼津17番 (後半13分、左からのクロスを沼津17番ファーヘディング)
●沼津22番 (後半17分、沼津22番が左からのクロスがシュータリング)
●沼津10番 (後半19分、楔のパスを受けた沼津10番が振り向きざまに)
●海野智貴 (後半38分、菊池の左クロスを海野が胸トラップシュート)
≪先発≫
------聖矢--北川------
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海野--------------柳沢
------浅沼--宮本------
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菊池--粟冠--中村--水谷
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---------朝倉---------
◆選手交代
後半00分 OUT 柳沢 ⇒ IN 西澤 (RSH)
後半20分 OUT 聖矢 ⇒ IN 大木 (RSH) ※西澤LSHへ
後半35分 OUT 大木 ⇒ IN 丸山 (CH) ※浅沼RSHへ
≪後半35分以降≫
------海野--北川------
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西澤--------------浅沼
------丸山--宮本------
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菊池--粟冠--中村--水谷
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---------朝倉---------
グランパスとの一騎打ちとなったU−15リーグもこの試合を含め残り2試合。
最終戦で首位グランパスと戦うエスパルスはこのジュビ沼戦できっちり勝利し、全勝対決で最終戦に挑みたい。
序盤から主導権を握りエスパルスが攻勢。
ファーストシュートでゴールは生まれる。
11分。ハーフラインややエスパルス陣地内でのFK。
大我のフィードに相手の裏を取った海野。
落ち着いてワントラップから右足で左隅に決めて先制ゴール。
続けて17分、怒涛の追加点を決める。
陸のパスカットから聖矢と繋ぎ、航汰がボールを受けて持ち込む。
ゴール前で冷静に切り返してDFを外すと、ゴール右隅に決める。
この2点で完全に優位に立ち、主導権を握り始めた。
ところが時間が進むにつれ、徐々にボールを相手にポゼッションされる時間が多くなるが、ゴール前で凌ぎ事なきを得る。
後半、拓弥に代えて2年生の健太をRSHに投入。
ところが。
13分〜19分の6分間の間にまさかの3失点。
特に2点目のシュータリングからあとの一斉に下を向いてしまい、ズルズルとラインを下げてしまい、3失点目へとつなげてしまった。
もちろん、ジュビ沼のここぞという時のパワーは毎度のことながら、素晴らしい力であるのだが、それ以上に自らが切り替えることが出来ずに招いた失点であった。
ここで切り札凌多を投入する。
ところが凌多、持ち味の突破をなかなか仕掛けることができず、消極的なプレーに終始してしまった。
堪らず岩下監督は凌多を下げてマルを投入。
凌多には相手の嫌がるプレーができる武器を持っているのであるのだからせっかくのチャンスを自らの手で掴み取ってほしかった。
38分、意地の同点ゴールはキャプテンが決める。
左サイド健太から涼に送り、涼の左クロスを中央走り込んだ海野が胸トラップから豪快に右足でボレーシュート。
このシュートが天井に突き刺さり終了2分前に同点に追いつく。
残り時間も最後まで攻め込み勝ち越しを狙うも得点は奪えず。
ここで連勝は途絶えるも、これで次節グランパスとの直接対決で「勝てば」優勝という明確な目標設定が出来た。
確かに後半は完全に負けゲームの内容ではあった。
それでも2点のアドバンテージが最終的に効いて、最後の最後で1点を奪い取って同点とした。
これはもちろん大きな課題を生み出した形ではあるが、最後の最後で点を奪い取るということができるのは強いということでもある。
グランパスとの因縁の対決。
勝利して1位で前期リーグを締めくくろう。