ユースTM
清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府 at 鈴与G
≪試合結果≫ ※30分×3本
清水エスパルス 3−0 ヴァンフォーレ甲府
(1本目:2-0、2本目:1-0、3本目:0-0)
≪得点者≫
●柏瀬 暁(1本目17分、飛天右CKをファーで柏瀬ヘッド。)
●白石悠人(1本目25分、左サイドから運んでファーにミドル。)
●白石悠人(2本目04分、フィードに抜け出しループでGKを交わして押し込む。)
≪1本目≫
------柏瀬--影山------
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白石------------加賀美
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------飛天--田代------
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菊池--溝口--犬飼--水谷
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---------瀧川---------
≪2本目≫
------柏瀬--影山------
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白石--------------成田
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------大和--田代------
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飛天--鈴木--犬飼--諄也
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---------瀧川---------
≪3本目≫
------影山-加賀美-----
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白石--------------諄也
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------大和--成田------
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菊池--溝口--鈴木--水谷
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---------瀧川---------
◆選手交代
15分 OUT 影山 ⇒ IN 柏瀬(CF)
15分 OUT 白石 ⇒ IN 犬飼(CH)※成田LSHへ
≪後記≫
2011年、ユースの最初のTMの相手はヴァンフォーレ甲府ユース。
3年生が抜け本格的に始動した新チームは年末のTMでは未だ0ゴール。2011年になり、心機一転といきたいところ。
この試合、怪我で渉、祐也、進藤、加里武、直樹と新3年生を欠き、石毛と江井を代表宮崎キャンプで欠く苦しいメンバー事情の中行われた。
試合は3‐0でエスパルスが勝利。
選手の不足をOBの諄也、田代、成田に助っ人で来てもらい、昇格組からは大和と菊池が参加。今季ジュビロ沼津から加入のCB鈴木準弥も出場した。
1本目。
真新しいところで言えば、飛天がCHでプレー。
久しぶりのボランチでのプレーは飛天の持ち味を出したパス出し、SBで身に付けた寄せの部分など、SBよりも活き活きとプレーしていたように感じた。
渉、加里武、進藤、石毛とCHのポジションが挙っていないため田代が出場。
飛天がCHに入ったところを菊池がLSB入った。
祐也負傷のRSHには加賀美が入る。
得点は17分。
右CKのチャンスをキッカーは飛天。インスイングのボールをファーサイドで暁が叩きつけて先制点。
これが新チームになってからの初得点。
そして25分。
左サイドに展開されたボールを受けたシラ。
ドリで運んで左足アウトにかけつつ振りぬくと、ボールはファーサイドネットに突き刺さり追加点。
1本目を2−0で終える。
2本目。
成田がRSHに、大和がCH、諄也がRSBに入り、今季ジュビロ沼津から加入の鈴木準弥がCBに入り犬飼とコンビを組む。
得点は開始早々4分。
ロングフィードに抜け出したシラがDFと体を入れ替えてマイボールにすると、飛び出したGKをループで交わして浮き玉を自ら押し込み決める。
その後もCKのチャンスには犬飼が打点の高いヘッドを狙うも惜しくもボールは合わず。
カゲも暁も惜しい場面があっただけにゴールが欲しかった。
2本目ラスト5分まで甲府はメンバーを大きく代えることなく戦っていたが、その間ミドルで危ないシュートを打たれることはあっても完全に崩されてというシーンは特に目立たず。
ジュビロ沼津から新加入の鈴木準弥。
大榎監督によるとフィードに関して良いものを持っているとのこと。
この試合でも縦に狙いを持ったボールを送っているのが感じ取れた。
3本目。
加賀美がCFでプレー。CBは鈴木準弥と溝口のコンビになる。
成田がCHでプレーし、諄也がRSHに入る。
3本目になり、徐々に甲府も攻め込む時間を作るようになる。
バイタルでの寄せが甘くなると2CBの間、SBの裏を取られるようになり危ない場面も作られてしまうが相手のシュートミスなどもあり無失点。
攻撃面では加賀美が惜しいヘディングシュートを放つ場面などあったが、全体的に低調。
3本目は0−0のスコアレスとなった。
全体的に。
年末の清水東戦よりかは格段に良くなってはいる。
しかしながら、まだまだ足りないのは明らか。メンバー的に苦しいところもあるが、まだこのままでは全然満足できるものではない。
もちろん今年最初の試合ということであれば結果も残し上々ということでもあるが・・・。
犬飼をキャプテンに据え、犬飼自身がしっかりと声を出し周りに気を使うことはもちろん、今日一番感じたのはミゾが良く声を出して前の選手たちにポジションを確認できていたこと。
今まで怪我の時間が多く最終学年の今年に賭ける想いが強いことがプレーでも感じられた。
来週はジュビロ磐田とのTM。
今年全国リーグで戦うことはないが、クラセンで戦うことになるであろう相手にしっかりと内容でも結果でも差をつけて勝利してほしい。