第3回
ジャパンユースサッカースーパーリーグ
TOP LEAGUE B 第5節
清水エスパルス vs 清水東高校 at 鈴与グラウンド
≪試合結果≫ ※40分ハーフ
清水エスパルス 1−0 清水東高校
(前半:1−0、後半:0−0)
≪得点者≫
●柏瀬 暁 (前半21分、石毛スルーパスに抜け出しファーへ流し込む)
≪先発≫
------柏瀬--影山------
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飛天--------------祐也
------石毛--進藤------
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菊池--江井--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
◆選手交代
後半20分 OUT 飛天 ⇒ IN 加賀美 (LSH)
後半29分 OUT 影山 ⇒ IN 直樹 (LSH) ※加賀美CFへ
後半29分 OUT 菊池 ⇒ IN 準弥 (CB) ※江井LSBへ
≪後半29分以降≫
------柏瀬-加賀美-----
----------------------
直樹--------------祐也
------石毛--進藤------
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江井--準弥--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
東日本大震災の影響で、一時中断されていたジャパンユースサッカースーパーリーグ。
大会の中断とともに、選手の安全面への配慮、交通機関の乱れなどの影響から活動自体も一時的に見合わせ、昨日より活動再開。
3週間ぶりの公式戦という久しぶりの実戦だ。
今まで普通に夏にはJ村が地震や津波、そして原子力発電所の事故による影響を受けて、今後どのようになるかは全くの未知数。
こんな状況でも、サッカーができる喜び、サッカーが繋げる世界という部分をしっかりと頭に入れた状況で戦ってほしい。
この日の別メニューは西村、加里武、渉、ミゾ、ゴッツ。
そして昨年のJユースで骨折の渉と鎖骨骨折の加里武が昨日の練習から合流しており、実戦復帰も間近とのこと。
西村、ミゾ、ゴッツもそう長くはかからない様子。
いよいよ全員が揃うのも時間の問題と嬉しいNEWS。
試合への入りは清水東。
かなり積極的にプレーし、エスパルスは押し込まれる時間が続く。
JY出身の力が前線で声を出し、チームをけん引。
試合を見るたびに良いプレーヤーへ成長しているように感じる。
前回、新チーム立ち上げ当初のTMでは0−2と全く良いところなく、試合後には選手だけでの緊急ミーティングをするくらいにやられた相手にこの日も同じような良くない内容で時間が経過。
それでも度々訪れるピンチにも、先日のゲキサカで「大体のシュートは入れない自信がある」と決意を語ったタッキーが有言実行のスーパーセーブ連発でチームを支える。
そして苦しい時こそエースの一発でゴールを奪うことに成功。
21分、石毛のスルーパスを左に流れながら受けた暁がそのまま持ち込みファーに流し込む。押し込まれながらも先制点の奪取に成功。
その後は一進一退。お互いに決定機を迎えるも、タッキーと斉藤2人が大活躍でゴールは決まらない。
前半はこのまま1−0で終了。
後半開始。メンバー交代なし。
後半はエスパルスが盛り返す。
序盤から決定機を作るも決められず。
中でも、暁のGK一対一、和磨のスピードに乗った攻め上がりからGKも抜いてゴールに流し込むというシュートが枠を捉えることができなかったのはもったいなかった。
後半は全く前半と攻守が交代し、エスパルスが攻める中、清水東が好機を覗うという40分間。
力のミドルも惜しかったが、これもタッキーがセーブした。
結果試合は前半の1点のままスコアは動かず1−0でエスパルスの勝利。
前半の出来を考えると辛勝というところか。
ただ、一週間活動停止し、再開後すぐの試合であることを考えればまだ選手の体も、頭も動いていない状況なので、清水フェスティバルはなくなったけれど、このあとのTMでチームを熟成させてほしい。
そしてフランス遠征組は頑張ってきてほしい。
三田が時折見せるスパッツがオレンジ色だったことがたまたまかもしれないけど、今日はすごくうれしかった。
今日の試合は当初10時の予定であったが、急遽9時に変更になり、慌てて鈴与Gに向かったが、なんと審判が間に合わないということで、試合後に予定されていたB戦を急遽9時から行うことになった。
≪試合結果≫ ※30分ハーフ
清水エスパルス 4−1 清水東高校
(前半:2−0、後半:2−1)
≪得点者≫
●伊東直樹(1本目20分、海野シュートリバウンドを押し込む。)
●加賀美翔(1本目22分、GKへのバックパスをインターセプトし流し込む。)
●海野智貴(2本目35秒、フィードに抜け出した大和の折り返しをヘディング。)
●海野智貴(2本目17分、凌多のグラウンダークロスを右足で合わせる。)
●清東88番(2本目20分、右ロングフィードを受け右サイドからミドルを突き刺す。)
≪1・2本目≫
------海野-加賀美-----
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直樹--------------凌多
------浅井--大和------
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白石--粟冠--準弥--拓弥
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---------八谷---------
直樹がキレキレ。
チームで唯一今回の被災地出身の選手なだけに正直ショックを受けているだろうが、それをエネルギーに変えているかのようなドリブルのキレを見せる。
先制点はその直樹。
20分、海野の左からの強烈シュートを一度はGKがキャッチと思われたが、こぼしたところをを走り込んだ直樹が押し込み1−0。
追加点はその直後の22分。
GKへのバックパスを鋭い出足でインターセプトした加賀美がそのまま左に流れて無人のゴールに流し込む。2−0。
1本目は2−0で終了。
2本目、メンバー交代なし。
2本目開始35秒。
最終ラインからのロングフィードに大和が飛び出し、右クロスを入れるとファーでフリーの海野ヘディングシュートを叩きつける。
DFがゴールカバーに入るも、ボールはラインを超えておりゴールが認められる。3−0。
直樹と雄太のマッチアップ。
拓弥と拓海のマッチアップ。
17分、加賀美が流して抜け出した凌多が右グラウンダークロス。
海野が右足で流し込み4−0とする。海野この日2点目。
終了間際に1点スーパーゴールを許すも、4−1で勝利。
新1年生中心のメンバーではあったが、十分に通用していた。
レギュラーを脅かす存在に全員なってほしい。
試合前のアップで負傷した聖矢が心配だ。