「クラセン東海 決勝トーナメント 準決勝 vs ACNジュビロ沼津」
S−PULSE Jr.Youth
全国大会が決定し、順位決定戦となった準決勝。
昨年の新人戦で鈴与でチンチンにされたジュビロ沼津との試合。
県1位の評判通り、東海大会でも無敗で勝ちぬいてきた。
全国で戦う相手はもっともっと強い。こんなところで負けてはならない。
≪先発≫
------聖矢----力------
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大和--------------和磨
------石毛-悠太朗-----
----------------------
雄太--大我--江井--三田
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---------斉藤---------
双方譲らない立ち上がり。
ロングボールを前線に入れて勝負を仕掛けてくるジュビ沼の戦い方に戸惑いながらも攻撃パターンはこの1本に絞られるので、中盤から先で支配権を握ることができれば圧倒できるはず。
13分。試合が動く。
ロングボールに抜け出した10番と大我が競るもここに斉藤が飛び出しOKの声。
しかしここの対応が曖昧になってしまい、浮いたボールを長身の10番が頭で先に触り無人のゴールに流し込んだ。
0−1。先制点はジュビ沼に奪われた。
これで攻めるしかなくなったエスパルス。
一気に反撃態勢に入る。
そして25分。

和磨の右クロスをGKが左サイドにクリア。
しかしこのボールを雄太が拾って左足で強烈インパクト。
ボールは糸を引くような低空弾丸ミドルとなってファーサイドネットに包まれた。

1−1の同点とする。

殊勲の同点ゴールはクリアボールをダイレクトで叩かせたらチーム1の雄太。
LSBでその攻撃性を発揮したこの夏一番伸びた選手。
残された5分も猛攻撃を仕掛けるもゴールは奪えず。
1−1で前半終了。
後半00分 OUT 聖矢 ⇒ IN 克哉 (CF)
後半に勝負のカードを切るも、6分もったいない形で失点してしまう。
ジュビ沼の右CK。
ゴール前マークの確認をしている隙にショートコーナーで再開されると、慌てて修正するもファーサイドに送られたボールに対しマークがズレてフリーの3番に決められてしまう。
1−2と勝ち越される。
後半08分 OUT 力 ⇒ IN 勝又 (LSH) ※大和CH、石毛CFへ
後半16分 OUT 和磨 ⇒ IN 拓弥 (RSH)
攻め込み、あと一歩というところまで押し込むも、一発の判定で試合が壊れる。
悠太朗が右サイドに流れてボールを持つ相手に対しショルダーではじき飛ばすとこれがファールの判定。この判定にベンチも総立ちで猛抗議。しかもぺナ外でのプレーをなぜかPKと判定されてこのPKを決められ1−3。
後半26分 OUT 江井 ⇒ IN タカ (CB)
江井が負傷退場で交代。
残り時間もあきらめず攻撃を仕掛けるもののゴールは奪えず。
不運な判定に泣かされたとはいえ、集中力を欠いた2失点はもったいなかった。
悔しいが負けるべくして負けたのかもしれないという試合となってしまった。
これで準決勝で敗れ、1時間半のインターバルを挟み3位決定戦に臨むこととなった。