第27回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
●U−15の部
清水エスパルスジュニアユース VS 静岡県東部選抜ジュニアユース
≪試合結果≫ ※30分ハーフ
清水エスパルス 1−3 東部選抜
(前半:0−1、後半:1−2)
≪得点者≫
●東部8番(前半15分、ゴール前こぼれ球をオフサイドながら決める。)
●東部8番(後半06分、右クロスをトラップからボレーシュート。)
●森主麗司(後半12分、斎藤右クロスをスーパーダイレクトボレー。)
●東部19番(後半23分、カウンターから左折り返しをファーで詰める。)
≪先発≫
------聖磨--出口------
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ヒロ--------------和希
------麗司--航汰------
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片瀬--斎藤-優太郎--頼-
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---------山川---------
≪後半00分以降≫
------西田--聖磨------
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一世--------------健太
------麗司--和希------
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翔太--敬開-優太郎-斎藤
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---------山川---------
今年初の試みで昨年の日本クラブユース選手権優勝を祝して東部選抜に招待されるような形で組まれたエスパルスJY単独チームでの試合。
昨年末の高円宮杯後解散したチーム。
長い受験勉強の期間を経て、試験が終わりあとは合格発表を待つだけというタイミングでの試合なため、ユースに合流している選手もいるが、ほとんどの選手が体をほとんど動かしていない状態での試合となった。
前半は全くパスが繋がらず、正直内容は皆無の試合。
守っては山川がPKをストップするなど頑張ったが、完全に2人オフサイドというプレーが認められず失点。
後半も立ち上がりに失点するが、そこから盛り返して麗司の素晴らしいゴールで1点差に詰め寄ると、そこから猛攻も点が奪えず。
逆にミスからカウンターで失点してしまって試合終了。
チームの本当の最後の試合を白星で飾ることはできなかったが、後半はスペクタクルな攻撃を展開できた。
●U−18の部
日本高校選抜 VS 静岡県高校選抜
静岡県高校選抜にエスパルスユースからは西村、ゴッツ、石毛、加賀美の4人が選出。
またエスパルスジュニアユース出身、清水東の斉藤、三田、藤枝東の悠太朗の計7人がエスパルス関連選手で出場した。
静岡県高校選抜はスタメン4−2−3−1のRSBに三田、CBに西村、CHに悠太朗、OHに石毛、RSHに加賀美、斉藤とゴッツはベンチスタート。
試合はいきなり動く。
1分、和泉が左クロスをヘディングで決めて日本高校選抜が先制。
4分、三田スローインを受けた悠太朗が三田に戻し、縦にドリブル突破から右クロス、これをニアで加賀美がヘディングで合わせてゴール。
16分、石毛のシュートがこぼれたところを佐野が決めて2−1と逆転。
32分、石毛のスルーパスを受けた渡辺の左クロスをファーで加賀美がスライディングシュートで3−1。
試合は後半に。
6分、静岡県高校選抜GKのパスを和泉がインターセプトしGKを交わして決めて3−2
10分、宮市の右クロスをファーで朝野がヘッドで決めて3−3の同点に。
19分、ゴッツがLSHで出場。
20分、三田がピッチアウト。
33分、斉藤が出場、悠太朗がピッチアウト。ゴッツがCHにポジションチェンジ。
40分、エリア右からのFKを渡辺がインスイングで入れるとゴール前混戦からこぼれ球を加賀美がボレーシュートで4−3と勝ち越す。
終了間際の劇的な展開で静岡県高校選抜が日本高校選抜を倒した。
得点経過ではあまり出てこなかった石毛がこの試合で無双状態で試合を操る。
ノーファールで体をうまく入れて一学年上の選手たちを相手にフィジカル負けすることなくボールを再三奪い、浮き玉、ダイレクト、スルーパス、シュートと多彩なプレーで観客を魅了した。
そして何よりハットトリックの加賀美。
ここ最近1TOPでプレーして相手を背負った状態からのスタートというプレーが多いが、サイドでプレーしたこの試合では常に前を向いてプレーできたので脅威が増した。
そして持ち前の嗅覚でおいしいところを持っていくあたりさすがといったところ。
