戦時中、名古屋での大空襲時に撃墜されパラシュートで
脱出した米兵を捕らえて略式裁判で斬首したという罪で
東海地区司令官がBC戦犯として法廷に立った。彼は
命乞いすることなく部下の命を守るためその責任を
自分一人で背負うような証言を続ける・・・
実際にあった裁判を元に映画化された作品です。
でもこれはあくまで理想的に行われた希少な裁判で
実際には流れ作業的に死刑の判決で1000人近くの
軍人が終戦後処刑されている。主人公の司令官は
この裁判を法戦と呼び、少しでも部下の罪を
軽くするための戦いとして法廷に向かう。
古き良き典型的な日本人の姿がそこにあった・・・

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