1860年3月24日(安政7年3月3日)江戸城桜田門外にて水戸藩・薩摩藩の脱藩浪士が彦根藩行列を襲撃して大老・井伊直弼を暗殺。桜田十八士はその首を取り、薩摩藩から江戸への出兵を待ち続けたのだが・・・
水戸、今の茨城県の市民団体が主体となって吉村昭の同名小説を元に、史実に基づいて作られた県民創生映画です。桜田門外の変で指揮を取った関鉄之介の視点で、黒船来航から明治維新までの水戸藩士やその他、幕府の動きを忠実に再現しています。ただ登場人物が冒頭からかなりの人数、登場するので予習が必要かと<汗
それでも今まで「桜田門外の変」と教科書で教えてもらわなかった一文の中に、水戸藩士の命をかけた国を憂う想いやそれを手助けした様々な人間模様を教えてくれます。
なんか「赤穂浪士」ばかりが目立ちますが、あれは私怨を晴らした話。でも、こちらは日本の行く末を案じて行った大儀に関わる話。どっちが歴史上、重要なのはあきらかなのですが・・・
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