1,400本目です<レンタル屋、制覇する勢いですwww
検索したら序も破も書いていないので・・・破のラストシーン、それまでは他人に命じられるままに戦っていた主人公の碇シンジは、敵である使徒に取り込まれている綾波レイを取り戻そうと自分の意志で戦うようになります。つまり自我が確立(だから14歳という思春期の設定なのです)することにより、自分と他人との隔たり(これを作品中でATフィールドとして表現しています)を認識して、そこから他者(この場合は綾波レイ)へ手を伸ばすことで人と人との関わりに気づく・・・ところまでは、これまでの焼き直し。限界を超えた力を出したためにエヴァンゲリオンの中に取り込まれ帰還するというのがTVと前劇場版の流れですが、限界を超えた力を出した結果、この世界そのものを崩壊させる=サード・インパクトを引き起こしかけるところを槍で突き抜かれたところで前作は終わりました<長い前振り
で、今回は出だしからまったく異なる展開で・・・それもそのはず、前作から14年後の話となり、これまでのものとはあまりにもかけ離れた展開に開いた口が塞がらないまま次回作へと続きます。って、まったくワケ分かりませんね<汗
そこで、もう一度、破を観直すと・・・このQの予告(トレーラー)、3分間に14年という長い年月での出来事がめまぐるしく展開していました。DVDでストップモーションを駆使しないと絶対分かりません<「KEEP OUT」下の英文字
TVシリーズと前劇場版で難解な作りをしておいて、ネットでのいろいろな論争に対して「アニメなんかに熱くならず現実に帰れ!」(アニメ専門誌「ニュータイプ」1996年6月号のインタビュー)というのは、クリエーターとしていかがなものかと?そして下手したら国際問題に成りかねない宗教絡みの作品でしょ・・・まぁ、これまでタブーとされていた「人と神」に対して切り込んだ点は、すごく評価しています
おかげで今回の一連の新劇場版は制作委員会とか配給会社というバックボーンは無く、監督の自費による前代未聞のインディーズ映画となっています<何かあっても、一個人の責任で終わりますからwww

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