さぁ、いよいよ「北海道を走る!」…も最終日となりました。
最後の一日も、雨に降られませんように…
第5日目(最終日)…7月2日(水)
最終日のこの日も…
目が覚めると、気になるのは空模様…

前日撮影したものですが…こんな感じの広く綺麗な室内でした。
カーテンを開けると・・・「晴れだぁ〜


」
良かった、最終日は…朝から気持よく走れそうです

・・・と言っても、今日はバイクを預け空港に行くだけですが…
できるものなら…毎日、こんな

天候の下で走りたかったぁーー
愚痴っていても、仕方ありません…

朝ご飯を食べて…出かけるとしましょう
ここ「星野リゾートトマム」では、

食事処だけでも
和洋折衷…ありとあらゆる食事処が揃っているような…
何店舗あったかは、数えてはいませんが…
また、テレビをつけると館内のあらゆる施設の情報を見ることができます。
もちろん、食事処の空席情報等も見ることができるのです。
なので、わざわざ店舗まで行って待っていなくとも…
部屋にいながらにして、行きたい(食べたい)お店の
情報を知ることができるのでした。

朝食をとれるところは、確か4〜5店舗だったと思うのですが
この日の朝は、修学旅行生がいるのでその中の1店舗は貸切となっていました。
その他の店舗は、満席だったり…あと30分待ちとか…
部屋にいてテレビ画面とにらめっこしていても仕方ないので
とりあえず、館内を散策がてら部屋を出ることにしました。
運が良いことに、さっきまで「あと30分待ち」と画面に出ていたお店の

店員さんが
お店の前に出ていて

・・「朝食ですか

」と声をかけてきました。

・・「そうですが…こちら、まだ満席でしたよね

」と答えると…

・・「今、食事を終え出て行かれたお客さんが数組いるので、空きが出ましたが…。」とのことで…
ラッキーなことに、待たずして

朝食に有りつけることになりました
窓際のゆったりした席で朝食をいただきました。
この日は、

私的にはなんとなく

洋食の気分だったのですが…
入ったこのお店は、バイキング形式ではありましたが…完全な

和食のお店でした。
それでも、しっかりいただいたのは言うまでもありませんけどね(笑)

この通路を通ってホテルとレストラン等のある建物を行き来します。
部屋に戻り、

親父は駐車場にバイクを動かしに行きました。
その間、

私は室内を整え、荷物をまとめ出発できるよう準備します。
今まで宿泊してきたホテルでは、こんなことはなかったのですが
ここトマムは、広いため駐車場も広く遠いいのです。
大きな荷物を背負ったり、下げたり、抱えたりして駐車場まで歩くのは大変なので
建物の前まで、バイクを動かすことにしたのでした。
前夜到着した際にも、ホテル前でいったん停車し荷物だけ降ろさせてもらい
その後、ぐるっと回って駐車場へバイクを移動させたので
朝は、その逆をすることにしました。

部屋は23階…眺めは良かったです。 部屋の窓越しに撮った景色。

コンデジズーム全開で、バイクの所へ行った

親父を撮りました(笑)
良く見えませんが、中央でバイクにかけてあったシートを外している

親父です。

自分のバイクを移動させ、次に私のバイクを移動させる

親父。

荷物を積み終え、2人で記念に…。

この写真は、手前に三脚を立てセルフタイマーを使い撮ったのですが
実は、この写真のお蔭で…嬉しい出会いがありました
三脚と私達の間は、4〜5mあり…
セットして10秒後にシャッターが「カシャ」と下りる訳ですね。
ちょうど、セットして私がこの位置に立った(戻った)時…
三脚と私達の間に、

男性の乗った白いスクーターが入って来ました。

・・「あっ

」と…思わず声が…

・・「写真撮ってるんだぁ。」と一言
その

男性・・「すみません…。」とスクーターを移動させてくれ
この写真を撮ることができたのです。
そして…

私が、三脚につけたカメラを撤収している間に

親父とその

男性が会話をしていました。
その男性、韓国出身で…
日本に留学し、専門学校にバイトをしながら通学し卒業したとのこと。
韓国には戻らずに、できれば日本で仕事をしていきたいと話していました。
就職活動を、本格的に始める前に…
このスクーターで、日本一周をしているんだそうです。
北海道には、一週間ほど前に入り、この日トマムに立ち寄ったのだとか…。
スクーターは、125ccなので高速には乗れません。
一般道で、本州から走って来て、フェリーで北海道へ…
毎日、危険でない所を探しテントを張り、

休んでいるのだそうです。
更に、話をしていると…住んでいるのが豊島区だそうで
カムイ地方にも、

電車1本で来られる所でした。
その後…話は尽きませんが…


私達は、帰らなくてはならないので、

・・「今度、埼玉へ遊びにおいでよ

」と
再会を約束し、この日は別れました。

記念だから一緒に…と

写真も撮りました。
手前の白いスクーターが男性のものです。
その男性に

・・「連絡先を教えていただければ写真送りますよ

」と言うと

・・「lineで送ってもらえますか

」と答えが返ってきました。
で、お互いの

・

「lineID」を交換…。
デジカメで撮ったものなので、自宅に帰ってから送信することを約束しました。
日本語が、とても上手で人当たりが良く…
きっと、日本で就職しても、しっかりやっていけると思います。
頑張れ

陰ながら、

おばちゃんは応援してるぞ
…と言うことで、韓国の方とお友達になりました。
現在、

彼は九州を走っています…。
なぜ、知っているかって…
帰宅後も、時々lineで連絡取り合っているんで〜す

若者と

おばちゃん、lineIDの交換中
実は…
その後、

彼とは意外なところで再会しているんです。
その際に、話をしてわかったことなのですが…
名前はK君、年齢は31歳(端正な顔立ちで、実年齢より若く見えます。)
きちんと兵役も終え、単身日本に渡って来たのだそうです。
そのお話は…また、別の時にアップしたいと思います…

そのK君と、別れた後…
途中休憩をはさみ、千歳に向かいます。
初日に、バイクを乗り出した陸送会社の営業所まで戻り
バイクを再び預け、


私達は空港へ送ってもらい

機上の人に…。

さっもうひと踏ん張り…間もなく着くぞ。

お陰様で…事故もなくバイクの故障もなく行って来ました。

散々

雨に降られ、汚れました。ちょっと拭いておきましょう。
そして…何とラッキーなことでしょう


私達が倉庫に着いた時に、陸送の

トラックも着いたところでした。
何がラッキーかって
通常、バイクを預けると1週間〜10日くらいかかって
自宅に戻ってくるのですが…
この

トラック、今回福岡からのバイクを数台運んで来たのだそうですが
バイクを、降ろした後はとんぼ返りなのだそうです

「えっ…空で帰るんですか

」
…と、ドライバーさんに声をかけると

・・「積んで行きましょうか

」との答えが…
通常は、数台まとまったところで積み込み、各地の営業所に運び入れ
同じ方向の物を、まとめて配送するのだそうです。
このドライバーさん、埼玉県にある営業所に戻るそうで
営業所に行く前に、我が家へ回りバイクを届けてくれると言うのです。
なんてラッキーな…
明日には、バイクも戻ってくるぅ〜

早速、見ている前で積み込んでくれました。
更に、手荷物として持ち帰る予定だった

洗濯物のたくさん詰まったバッグも

トラックに載せてくれるというのです。
一週間も先…と言うのでは預けませんが、明日には戻って来るのですから
これは、預けない手はありませんね。
手荷物が減り、本当に助かりました
その後、新千歳空港まで営業所の方に送ってもらい
空港内で、時間まで過ごすことにしました。
手が空いたことで…空港内で、自宅用のお菓子等お土産を買いこんでしまい
結局、手荷物が預けた以上に増えてしまったような…

飛行機は、定刻に出発予定。

JAL514便 羽田には、16時35分着予定。

離陸後、機内から撮った雲と陸地(どの辺かはわかりませんが…)

羽田からは、例によって

リムジンバスに乗車、一路所沢駅まで。
この最終日…
小さなことですが…ラッキーなことが重なりました
@朝食の席のこと。
A韓国人の

お友達ができたこと。
Bバイクの配送のこと。
そして…
この日、最後のラッキーなことが…。

バス車内では、乗っているだけなので当然お暇な訳でして



子供達と、「羽田に着いた」・「バスに乗る」…だの、
lineのでやり取りをしていました。
所沢に着く頃に、仕事を終えた

二男が

・・「俺もこれから帰宅するところ…。」とlineで連絡をしてきました。

二男の勤務先は、所沢の駅から二つ先(飯能寄り)なのです。
職場から帰宅途中に、回り込める駅なので

・・「○○○駅で、父母を拾ってくれ

」と送信すると

・・「わかった

」との返事
更にラッキーなことに、所沢駅で

バスから降り
駅内に入ると、ちょうど出る寸前の

電車に飛び乗ることができ

二男には、ちょっと待ってもらいましたが
帰りは、

二男の運転する

車で家に帰ることができました。
こうして、最後はバタバタしてしまいましたが…
事故もなく、バイクの故障もなく、大きな夫婦喧嘩もなく…
3度目の北海道ツーリングを、終えることができました。
天気に恵まれなかったことは、ちょっと残念でしたが…
また一つ、

楽しかった思い出を刻むことができました

5日目の走行距離…
117.3km
給油…
1回
総走行距離…
1482.9km
長い書き込みになりましたが…
最後まで、おつきあいありがとうございました
また、食事編・番外編でおつきあいください(たぶんあると思うので…)

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