シ ノ ノ メ め の の し
― シノノメ建築装丁の製作メモ ―
2007/9/26
コルビジュエ展と吉村順三記念ギャラリーへ行ってきました。
コルビジュエ展は、原寸大で3つの建築が美術館内に再現されているのに心をくすぐられました。
しかし正直なところよくわかりませんでした。
体に近いスケールの二つは特に、空間を感じようとすると実際の素材感や光を想像しないではいられず、
大きくて天井の高いアトリエの部屋に好みの場所を見つけたぐらいでした。(鈍いのかも?)
ところがあとから頭の中で思い出してみたり、さらには実際のその建築を撮った映像を見たりしてみると、確かに体感した様な、妙な気になるから不思議。
でもこれって何かが抜け落ちている気がして、その何かは実際に訪れて足を踏み入れるまでわからない…
と思うと、かなり罪な展示かしらん。
そのあと吉村順三記念ギャラリーへ。
山中湖の家、大胆さと繊細さの両方を持ちつつ、穏やかな印象でした。
こちらにはメインの大きな窓がどれぐらいのものか、実際の高さと幅がわかるように、展示壁面を利用して、四隅など必要な位置にだけ点々と現寸図面が貼られていました。
見る物の想像力が求められているのですが、部分から全体の空間を想像するというほうが、いい意味で自分勝手な解釈ができて、かつ実物との差異を直接突きつけられないという利点もあるのですね。
いずれにしても私の場合、読み取る力をつけなくては。
お誘いいただき、ありがとうございました。
10月の研修?も宜しくお願いいたします。
仮表札製作、依然遅れております。すみません…。

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投稿者: nagumo
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