ナンバープレート / 表札 / お墓
この三つを考えると何か見えてきそうです。
ナンバープレート
車にいろいろ装飾をする人いますね。名前を書く人はいませんが。
光るナンバープレートなんていうものもありました。
小学生の頃、車好きの友達に言わせると
「光るナンバープレートなんてダサい」ということ。
なんだか記憶に残っています。
がんばって電気つけたのに…、でも確実に一理ある。
なぜと、その子に聞いてみたい。
墓碑名
今はいない誰か、その人がかつていたという、まっさらなしるし。
石の質とか大きさに、生前の彼の何がしかの情報を読み取ることは出来ても、
長い年月野ざらしにされ、あるいは彼の生から離れた時間が重なるほど、
墓碑というモノに託された情報はそぎ落とされます。
目の前には「しるし」があるのみ。
表札
上の二つのどちらでもない、
けれど図面を作っているとどっちにも近寄っていく感覚がふとよぎります。
装飾が過多になると「光るナンバープレート」やエンブレムが頭によぎり、
静かな形に偏ると墓石がよぎります。
考えることは、たくさんありますね。

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