ようやくの今年初めての記事は、本の装丁について。
心に留まる佇まいの装丁があります。中の本が好きでその結果装丁を眺めたら気に入ったとか、「ジャケ写買い」よろしく装丁が気に入ってつい手に取ったなど、きっかけもいろいろあります。
最近気になつっているのが暮しの手帳版「おそうざい十二ヶ月」の装丁です。
写真はオンライン古書店
「古本 海ねこ」
http://www.umi-neko.com
の以下のページから見られます。
http://www.parkcity.ne.jp/~umi-neko/kurashinohon/kurashinohon.htm
大胆なのに不思議に落ち着いたこの装丁の写真を見たときは、正直驚きました。おそらくは荒い布目で手触りは卒業アルバムのそれに近いような装丁を、触って、見てみたくてなりません。(もちろん60年代に書かれた中身やそのレシピにも興味ありますけれど。)また私は特定の人の装丁が好きということをあまり感じないのですが、この装丁は、花森安治さんという人とその周辺を知りたくさせるのです。
手に取ると何故心に留まったのかきっと解ると思うのです。
新品で買うか古本にするか…(どちらの様子も見てみたいので)迷う本でもあります。
「海ねこ」さんに感謝。

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