10:06 吉松駅
2018年5月に、いさぶろうしんぺい号に乗って人吉からやってきて以来、約4年ぶりに吉松駅到着。これで肥薩線は完乗。

隣駅は鶴丸と真幸。吉都線の鶴丸へは問題なく向かえるが、肥薩線の真幸駅へは行くことが出来ない・・・
八代から人吉までは大きな被害が出て再開の見通しは立っていないけど、大きな被害の報告は出ていない人吉から吉松の区間だけでも復旧できないもんか・・・

ホーム上の柱には、[いさぶろうしんぺい(赤)]と[はやとの風(黒)]の看板が取り付けられているが、はやとの風がラストランを迎えたあとは撤去されてしまうのかな・・・
折り返しまで時間があるので、跨線橋を渡って外へ出ましょう

平成16年3月13日に運行開始した特急はやとの風は来月の3月21日で運行終了を迎えます。
昔は改札の前にも線路があったと思われるが、今はもう撤去されています。

肥薩線乗ろう!という幟が出ていたけど、右下の吹き出しの、どけよ?ってどういう意味なんだろう??
下車印もらいたかったけど、改札には誰も居ない・・・

それもそのはず、平日の6時間のみしか窓口は開いていない。
土日は終日無人。

そして、3/12のダイヤ改正と同時に、平日も含めて終日無人になってしまうそうな。
改札脇の待合室に入ってみたら、何やら発見。

吉松と都城を結ぶ吉都線と、キットカットとのコラボで、キット願いかなう絵馬が設置されていました。

ボールペンしか持っていなかったので細い字になってしまいましたが・・・

記入して設置してきました。叶いますように・・・
到着してから10分後の10:15、駅の外へ。

そのまま目の前の温泉へ向かいます。
10:16、吉松駅前温泉。右側の黒い建物部分が浴室。

駅前温泉って行ってもちょっと歩くんでしょ?と思ったあなた。
どんだけ駅前かと言うと・・・

左端:駅舎、右端:温泉。こんなに目の前なんです!
ちょっとの乗り換え時間でもササッと入れちゃいますよ。
熱めと温め(でもちょっと熱い)に分かれているので温めの方につかってさっぱり♪
この時点で10:50、まだ時間はあるので、駅前を散策です。

吉松駅、かつては鉄道の要衝であったので、駅舎周辺に様々なものが設置・展示されています。

歴史を物語る数々の展示物は見ていてじんわりきますね。

人吉-吉松間の絶景区間を含むループやスイッチバックは復活してほしいな・・・

構内の端っこには踏切も

その向こうにはSLがかなりきれいな状態で保存・展示されています。

栄えていた頃の配線図。

今はこの半分か、それより少ない数の線路しか残っていない。
屋根付きなので、とってもいい状態のSL。

真ん中に階段が付けられているので、運転台にも入ることが出来ます。

どのレバーが何なのか、説明の札付き。

石炭も積まれたままで展示されている。
運転台から降りたところで、地元のおじさんから声をかけられる。
何やら、観光ボランティアをされてる方のようで、はやとの風の到着に合わせてSL周辺の案内をしているそうだ。

SLとコンプレッサーが繋がっていて、警笛や前照灯が稼働するようにしてあるそうで、実際に前照灯を付けてくれた。(警笛鳴らすときは近所への事前説明が必要なんだそうな)

前照灯が付いた!おぉ、すげー!
鹿児島中央からのはやとの風が吉松に到着する時間が近づいてきたので、おじさんに御礼を伝えて駅の方へ。

ちょうどお子さん連れのファミリーがSLのとこに来たので、さっそくおじさんは色々とパネルを持って話しをされていました。
このあとは、まもなくラストランを迎える、特急はやとの風に乗って戻ります。

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