正式名称
パラオ共和国(Republic of Palau)
日本から南に約3000km(グアムからは南西に約1300km)、青い海の中に散らばる数百の島々がパラオ諸島です。
と、いかにも知っていたかのように書いてますが、恥ずかしながら今回の旅行が決まるまで、どこにあるのか全然知らず「インド洋?」とか思ってました。これをパートナーに言ったら呆れていましたが。
地図で見てもわかるように、日本の真南で時差もありません。

↑
パラオ政府観光局のHP掲載の地図に若干手を加えました。
このうち人が住んでいるのは9つの島だけで、大部分は無人島。石灰岩が海に浸食されて形づくられた小さな島々は、マッシュルームかブロッコリーの小房か、って感じ。

↑浸食されてるの、わかるかなぁ。
日本からのアクセス
今回はJALの直行便で行けたため、約4時間〜5時間でした
(往路は成田20:00発のKOROR24:50着、復路はKOROR2:50発の成田7:10着)。
近い!あっという間です。が、一般的にはグアム経由なので、もっと時間がかかるらしい…。
気候
赤道に近いため
常夏で、年間の平均気温は28度前後。
雨季(6月〜10月)と乾季(11月〜5月)があり、ブルーコーナーに代表される諸島南西部のダイビングポイントへ行くベストシーズンは、風向きの関係で乾季とのこと。
今回まさにベストシーズンに行ったわけですが、天気は曇りがちで、けっこう激しい雨も。ダイビングショップのスタッフに聞いたところ、乾季にしては珍しい微妙な空模様だったようです。
言語
パラオ語と英語。
31年間、日本が占領・統治していたため、
パラオ語として定着している日本語の単語がかなりある(「ベントー」「アブナイ」etc.)ようで、
「ダイジョーブ」(=「大丈夫」)は実際に多用されていました。
ホテルやダイビングショップのスタッフの方々はもちろん、街中で出会う人々やタクシーの運転手さんなど、
みんな親切! それもなんと言うか「観光客=収入源」だから親切という感じではなくて、「楽しいから話しているんだよ〜」という感じで、嬉しくなります。
←これをカメラで撮っていたら、近くを歩いていた地元のおじさんが「ココナツだよ」と教えてくれました。大きくなるのに何年くらいかかるだとか、いろいろ話してくれたおじさん、ありがとう!
お互い(?)片言だからか、ほとんど「Card,OK?」「Take picture,OK?」「Oh! Thank you!」ってな感じの英語で通じてました。
ま、お互いに通じてると思い込んでいるだけ、という可能性もありますが(笑)。
超簡単な最近の歴史etc.
1885年 スペインによる植民地化
1899年 ドイツによる植民地化
1914年 日本による占領・統治
1945年 アメリカによる占領・統治
1981年 自治政府の発足
1994年 独立
パラオは治安の良い国です。
道路を歩くのが物理的に少々危ないくらいで
(歩道なんてものはもちろんなく、道路も穴ぼこだらけなので雨上がりなどは泥はねにも要注意)。ガイドブックによるとパラオでは銃の不法所持で懲役15年なんだとか。
通貨はUSドルです。
「まさにアットホームなお宿」へ続く

9