2015/03/31 10:16:53
スマホなどの入力に、ソロバン形式はどうだろうか?
先日、人差し指一本を空中で動かして入力する形式が開発されていると、ネットで知りました。
しかし私は、指は一本ではないのになあと思いました。
日本には、独自に発達した四つ珠のソロバンの伝統があります。
ソロバンは基本的に人差し指プラス親指の二本指で操作します。たまに中指を補助的に使うこともあります。
それで電卓顔負けのスピードで暗算が可能であり、最近は脳トレとして認知症予防や子どもたちの脳の発達にも大変よいなどと見直されているとかチラッと聞いたことがあります。
私は、しかしうちにはこれまで引っ越しを重ねてきた間に、どこかで処分してしまったか何かで、今手元にはないけどなと思っているうちに、ソロバンの暗算だったらソロバンを持たなくても練習できるじゃないかと思いついたのです。
それ以来、まだ1ヶ月ぐらいしか経過していませんが、車の中で小休止した時などに、1+2+3+…+20=210を暗算しています。
結果は覚えていますから正解かどうかはすぐにわかります。ゆくゆくは1+…+100=5050が暗算で正解できるところまでなりたいものです。
これは二桁の掛け算であっても、ソロバンの暗算の要領でできはしないかと思いつきました。なぜなら掛け算というのは基本的には足し算のほかならないからです。
ソロバン暗算の伝統を有する日本人なら、小学生が二桁の掛け算をやすやすとやっているとか聞く、インド数学に負けることはないのではないかと…
そんな私ですから、空中でソロバン式に指を動かして入力するようにしてはどうかと思いつくのは自然の成り行きですね。
中学高校の頃に、渡辺剛彰氏による記憶術の文庫本を読んで、数字と50音とを対照して、例えば『こ』なら『25』だとか、『ろ』なら『95』などとする対照法です。
空中にソロバン珠を想定してもいいし、スマホやケータイの入力画面にソロバン珠が出てきてもいいのではないでしょうか?
いっそソロバン併用のスマホになつたりしてね。
モールス符号もそうですが、廃れそうになった文化に新しい光を当てて再生を図ると面白いこともあるかと思います。
というような訳で、開発担当の方々には、ソロバン入力方式を検討されてはどうかと、私からの提案です。