2014/6/27
各国の法人税減税競争に、国際的な歯止めを! 消費税・経済
今朝の読み聞かせは、アンデルセンの【空飛ぶトランク】でした。
私も読みながら、名前を知っているこの【空飛ぶトランク】とはこんな話だったのかと、あらためて勉強になりました。
当時からここからアジアが始まるというトルコという国には、よほどエキゾチックなイメージでヨーロッパの人々は受け止めていたようですね。
そんな時代の空気が、アンデルセンの絵本から流れ出してきました。
ー・・ ・・ー ーー・ー・ ・・ ・ー・ー・ ・ーーー・ ・・ ・ー
企業への法人税を減税しなければ、日本の企業はよその国へ行ってしまうのではないか?
そんなことを言う人がいます。
確かに、いくら大企業を応援しても、内部留保を蓄えていくだけだったり、税金がないか安いかのケイマンやオランダなどに、税逃れのために投資したりするだけなら、国際的に抜け道を塞がなくてはなりません。
消費税を8%に行きあげたかと思えば、税収増の分を大企業への法人税減税に回して、何兆円ものお金をプレゼントしようとするのが、アベノミクスの第3の矢なんだそうです。プレゼントを受けた方は、早速会社の内部留保に回してしまうという、まさにアホらしい底の抜けた笊です。アベコベのミックス、またはアホノミクスです。
各国で、法人税引き下げ競争をするのも、いい加減に抑制しなければなりません。そんな動きは国際的に強まっています。
これを実行できるのは、大企業から多額の政治献金をもらっている政党には、あてにできそうにないのは当然です。
さて、トヨタが今年度中に、燃料電池車を一般向けの販売に踏み切ると、熊日に出ていました。
燃料電池と言えば、水素で走る方式で、燃焼したら水になるという、環境を汚さない究極のエコカーです。
もちろん地球温暖化につながる二酸化炭素を排出することもないのです。
早く実用化しないかなと私が念願していた技術です。
ホンダは来年日米で発売する方針だそうですが、世界の大手自動車メーカーで初となるのがTOYOTAになりそうです。
これまでは、官公庁や法人向けのリースに限られていたので、非常に生産台数が限られていて高価だったのでしょう。
一台700万円程度ということですが、日本の市場に出して徐々に量産体制を築いていこうという戦略ではなかろうかと想像します。
とりあえず、燃料電池車が買える層は、富裕層でしょうが、観光での入り込み客を誘致しようと考えるなら、この阿蘇くまもと空港から阿蘇や天草一円、あるいは球磨地方にかけて、要所要所に水素を供給するステーションを設置することを考える時ではないでしょうか?
小水力発電や小型風力発電機など、九電を経由せずとも地産地消で発電したエネルギーを、水素の生成という形で蓄えておいて供給するという、新たな体制が構築可能です。
【トイレなきマンション】と言われていて、正常な感覚の人なら、撤退するのが当然すぎるぐらい当然なことなのに、このどうしようもない原発エネルギーを、あくまでも国のベースロード電源と位置づけてつき進もうとしている、理解に苦しむ安倍自民党政権下の電力会社には、もう頼らないでよいエネルギーシステムをこそ、なんとか主流に押し上げなければなりませんね。
燃料電池車は、そんな時代の流れにかなう期待の星の登場です。技術者の皆さん!いっそうの精進とご健闘をお願いしたい。
ー・ー・・ ・ー・ー・ ・ ・・ ー・ーー・
ゴアテックスのレインコートは、雨粒を弾く性能が高く、湿気が中に入っても、外へ出すという、すぐれものだと教わりました。つまり、水滴より小さくて、水蒸気の分子よりは大きい孔が、多数開けられている素材だというのです。
梅雨時にも、体が濡れないですむのであれば、車に乗る代わりに、自転車やバイクで走り回って、ガソリン代を少なくてすますならば、その分二酸化炭素の排出削減につながって、エコになります。
そのゴアテックスのレインコートを売っているのは、大手野外スポーツ専門店のモンベル(mont-bell)という耳慣れない会社だと、メールで教わりました。
野外活動に疎い私は、大阪のアウトドア用品メーカーの【モンベル】は、全く耳にしたことがありませんでしたので、何かにこじつけて覚えようと考えていたところでした。
そこにタイミングがよいことには、創業者の辰野勇代表が、南阿蘇村の久木野総合センターに来られて講演をされたとの記事が熊日に出ていました。
久木野総合センターは、阿蘇のカルデラ湖を蹴破ったという伝説の、タツノミコトの立野渓谷から見れば、巽(たつみ)の方角に当たります。
みごとな柱状節理や、流れ落ちる温泉水を浴びることのできる、この立野渓谷では、キャニオニングというフランス生まれのアウトドア体験の場となりました。
これこそジオパークにふさわしい、よそにはなかなか味わえない、地域の資源です。
なかなか阿蘇の立野渓谷と重ねて頭に入れると、覚えやすくて意味深な、勇ましいお名前ではあります。
まことにまことに、歴史を作るのは人です。
人の名前を覚える能力を身につけた次の世代を育てることができたら、高い志をもって活用しつつ、次々に縁を手繰り寄せて、きっとよりよき未来を作っていくのではないかと思うのです。
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私も読みながら、名前を知っているこの【空飛ぶトランク】とはこんな話だったのかと、あらためて勉強になりました。
当時からここからアジアが始まるというトルコという国には、よほどエキゾチックなイメージでヨーロッパの人々は受け止めていたようですね。
そんな時代の空気が、アンデルセンの絵本から流れ出してきました。
ー・・ ・・ー ーー・ー・ ・・ ・ー・ー・ ・ーーー・ ・・ ・ー
企業への法人税を減税しなければ、日本の企業はよその国へ行ってしまうのではないか?
そんなことを言う人がいます。
確かに、いくら大企業を応援しても、内部留保を蓄えていくだけだったり、税金がないか安いかのケイマンやオランダなどに、税逃れのために投資したりするだけなら、国際的に抜け道を塞がなくてはなりません。
消費税を8%に行きあげたかと思えば、税収増の分を大企業への法人税減税に回して、何兆円ものお金をプレゼントしようとするのが、アベノミクスの第3の矢なんだそうです。プレゼントを受けた方は、早速会社の内部留保に回してしまうという、まさにアホらしい底の抜けた笊です。アベコベのミックス、またはアホノミクスです。
各国で、法人税引き下げ競争をするのも、いい加減に抑制しなければなりません。そんな動きは国際的に強まっています。
これを実行できるのは、大企業から多額の政治献金をもらっている政党には、あてにできそうにないのは当然です。
さて、トヨタが今年度中に、燃料電池車を一般向けの販売に踏み切ると、熊日に出ていました。
燃料電池と言えば、水素で走る方式で、燃焼したら水になるという、環境を汚さない究極のエコカーです。
もちろん地球温暖化につながる二酸化炭素を排出することもないのです。
早く実用化しないかなと私が念願していた技術です。
ホンダは来年日米で発売する方針だそうですが、世界の大手自動車メーカーで初となるのがTOYOTAになりそうです。
これまでは、官公庁や法人向けのリースに限られていたので、非常に生産台数が限られていて高価だったのでしょう。
一台700万円程度ということですが、日本の市場に出して徐々に量産体制を築いていこうという戦略ではなかろうかと想像します。
とりあえず、燃料電池車が買える層は、富裕層でしょうが、観光での入り込み客を誘致しようと考えるなら、この阿蘇くまもと空港から阿蘇や天草一円、あるいは球磨地方にかけて、要所要所に水素を供給するステーションを設置することを考える時ではないでしょうか?
小水力発電や小型風力発電機など、九電を経由せずとも地産地消で発電したエネルギーを、水素の生成という形で蓄えておいて供給するという、新たな体制が構築可能です。
【トイレなきマンション】と言われていて、正常な感覚の人なら、撤退するのが当然すぎるぐらい当然なことなのに、このどうしようもない原発エネルギーを、あくまでも国のベースロード電源と位置づけてつき進もうとしている、理解に苦しむ安倍自民党政権下の電力会社には、もう頼らないでよいエネルギーシステムをこそ、なんとか主流に押し上げなければなりませんね。
燃料電池車は、そんな時代の流れにかなう期待の星の登場です。技術者の皆さん!いっそうの精進とご健闘をお願いしたい。
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ゴアテックスのレインコートは、雨粒を弾く性能が高く、湿気が中に入っても、外へ出すという、すぐれものだと教わりました。つまり、水滴より小さくて、水蒸気の分子よりは大きい孔が、多数開けられている素材だというのです。
梅雨時にも、体が濡れないですむのであれば、車に乗る代わりに、自転車やバイクで走り回って、ガソリン代を少なくてすますならば、その分二酸化炭素の排出削減につながって、エコになります。
そのゴアテックスのレインコートを売っているのは、大手野外スポーツ専門店のモンベル(mont-bell)という耳慣れない会社だと、メールで教わりました。
野外活動に疎い私は、大阪のアウトドア用品メーカーの【モンベル】は、全く耳にしたことがありませんでしたので、何かにこじつけて覚えようと考えていたところでした。
そこにタイミングがよいことには、創業者の辰野勇代表が、南阿蘇村の久木野総合センターに来られて講演をされたとの記事が熊日に出ていました。
久木野総合センターは、阿蘇のカルデラ湖を蹴破ったという伝説の、タツノミコトの立野渓谷から見れば、巽(たつみ)の方角に当たります。
みごとな柱状節理や、流れ落ちる温泉水を浴びることのできる、この立野渓谷では、キャニオニングというフランス生まれのアウトドア体験の場となりました。
これこそジオパークにふさわしい、よそにはなかなか味わえない、地域の資源です。
なかなか阿蘇の立野渓谷と重ねて頭に入れると、覚えやすくて意味深な、勇ましいお名前ではあります。
まことにまことに、歴史を作るのは人です。
人の名前を覚える能力を身につけた次の世代を育てることができたら、高い志をもって活用しつつ、次々に縁を手繰り寄せて、きっとよりよき未来を作っていくのではないかと思うのです。
