韓国シネマ談話室

2006年に映画化された最新作“デイジー”の次は、なんと超古い映画“ゴースト　ママ”1996年製作の映画！　
ぷぷっ！　接続、手紙、八月のクリスマス等現在の韓国映画・ドラマの先鞭となった映画の、そのまた先鞭(しつこい？)の映画となった、つまりは現在の韓流ブームの発端となった映画？という事になるかな？

　　　　　　　　　　　

その頃の批評では、日本の居酒屋幽霊やゴーストニューヨークと相似性が無いかどうかゆやされたというが、まぁ　細かいことは気にせずに楽しみましょ　((笑い

この映画で、交通事故で死亡しながら自暴自棄になっている夫のキム・スンウと子供の事が、気になってゴーストとなって現れてくる、女優のチェ・ジンシルは初めは、あの初恋で超視聴率を記録したヒロインの女優イ・スンヨクかと思っていました　((笑い

イ・スンヨクは、ミス　コーレアから映像界にスカウトされ、初恋で非常に人気を博したにしては、その後ドラマにあまり顔を出さないなと思っていたが、運転免許の不正取得やひき逃げ事件の関与やヌード写真集等色々と物議をかもしているんですね。

あまりに一気に人気が高まると、ちょっと高慢な体質になるのは日本でも韓国でも変わらないみたいですね。

ところで肝心の映画“ゴースト　ママ”ゴーストとなってまで夫と子供が気になって、現世に戻ってきたママ！　やはり人間ではないというジレンマに悩まされながら、元夫のキム・スンウと思惑の違いで何度も衝突をする。

しかし、しかし我が子に一度だけでいい“ママ”と呼んで欲しいという願望がかなった時、さわやかな笑顔で去っていきましたね。
母親と子の繋がりというものの強さを感じさせる映画でした。

しかし、現在の日本では母と子の繋がりを母親自身、子ども自身が断ち切る事件が多発している・・・悲しむべき事態です。

今日近くの映画館で最新の韓国上映映画『デイジー』を観てきました。
映画が始まると小川の流れる草原の映写が流れ、その小川にただ丸太を渡しただけの橋が掛かっている。
絵を書くことしか興味の無い若い女性が、その橋を渡って野生のデイジーが咲き拡がる中で気ままに絵を書く・・・



絵になりますなぁ〜〜

私だって家内と新婚の頃は、田舎の誰もいない、れんげ畑で寝転がった家内の写真を撮ったりしてましたからね、えぇ　えぇ・・・　
皆さんも想い出はしっかり作っておいてくださいよ。

その女性は　チョン・ジヒョン　“猟奇的な彼女”や“僕の彼女を紹介します”に登場する女優です。
そしてずっと後からしか出てきませんが、その時遠くからずっと見守っている男性が　チョン・ウソン　私の頭の中の消しゴムでソン・イエジンと共演した俳優です。



そして、もう１人の男性　イ・ソンジェと・・・

正義と悪の違いながら、一人の女性を好きになる事をとめる事は出来ない。
しかし、最後にはそれぞれ・・・



この映画もそうですが、韓国映画ではもう一度生まれ変わって、やり直したいというせりふが良く出てきます。
しかし、出来ないんですよ、それは！　無理な相談という事で・・・

だから、生きているうちに・・・　若いうちに・・・　まだやり直しが利くうちに・・・　悔いの無い人生を歩んでいかないといけないんです。

・・・何処から、こんな堅い話になってしまったかね　((笑い

この映画も、ドラマチックでしたね。
特に　チョン・ジヒョンが何かと身代わりになって・・・ｵｲ ｵｲ ｵｲ ((涙

最後はみんな死んでしまうんだものなぁ〜〜
知人の女性が言っていました・・・
『この映画、泣けなかったね、だってみんないなくなってしまうんだもの・・・』

ジヒョンが可哀想で泣いたの　おれだけ？　((笑い


※画像は全て無料ダウンロードから掲載しました。