韓国映画 “天国からのメッセージ” を見ました
チャ・スンウォン ・・・パク・ビルギ役
チャン・ソヒ
チャン・ハンソン
ソン・テヨン
チン・ユヨン
チャン・ヒョンソク
ユン・ミンシク
キム・ウンス
貧しく父親だけによって育てられた、パク・ビルギは幼い頃から父親に連れられ家を転々としていた。
貧しくても自分の主張を持てと父に教えられたビルギは、学校でいじめられても絶対に屈しない精神を持ち合わせ、学校でもいじめられたらやり返すということを繰り返し、引越しが絶えなかった。
しかし、父親はそれでもビルギを一つもとがめなかった。
唯一つ父親が死ぬ間際に言い残した言葉は『ビルギよ いつかは自分の家を持ちなさい!』という言葉だった。
やがて大きくなったビルギは、父親の言葉を守り堅実に昼夜働いた結果、海外の見晴らしのいい所に破格の値段の家を買った。
晴れて家の玄関に表札を付ける事が出来た、ビルギは即座に父親に報告する・・・
『お父さん とうとう家を持ったよ!』と・・・
喜びに溢れ恋人にも報告するビルギ・・・
そして、仕事に疲れた体もなんのその・・夜には念願のマイホームの居間でくつろいでいた。
しかし、その喜びもその夜の出来事によって崩れ去ってしまった。
なんと、恐ろしいゴーストの出現によって家を飛び出さざるを得なかった。
警察に駆け込み収拾を図ろうとしたが、何にも起こらずうそつき扱いをされる始末。
次の夜は友人を多数連れて来て泊まらせようとしたが、みんな帰ってしまった結果、やはりゴーストに襲われる。
困り果ててしまったビルギは、祈祷師や坊さんを次々と呼んで霊の追い出しを図るが、いずれも失敗してしまう。
一方ビルギの昼の職場で新しい班長が任命された・・それは数日前にビルギが夜の代行運転をしていて奇妙な出来事に出逢ったその当人だった。
その彼は、仕事について書類上の決め事よりも、経験と勘が大切だという・・・
彼には経験によって見えないものが見えるという・・・
一人悩み夜、屋台で酒に浸っているビルギを、班長はたまたま見かけ酒によって歩けないビルギを、背負って家につれて帰ってやった。
その時、班長は家の中の異常に気づき『仲良くすればいいのにな・・ これも何かの因縁だ!』とつぶやく・・・
夜の家に困り果て、昼の職場もうまくいかなくなっていたビルギは、ついに家を売りに出すことを決意し、ビラを配って廻り、その結果待望のお客さんが家を見に来る。
しかし、お客が家を見ている最中にまたもやゴーストが現われお客は退散する。
しかし、その最中にもう一人の若い女性が家に居ることにビルギは気づく・・・
他のお客さんだと思い込んだビルギが話しかけると、なぜ見えるのかとその美女は頭を抱え込む・・・
なんとその美女こそ、その家の主だという・・・
いつかビルギは幽霊が見えるようになっていた・・・
すでに以前から幽霊の見える、班長のアドバイスにより幽霊とは対話しなければならないという・・・
それからビルギは家の主との対話の努力が続くが、家の主はなかなか心を開かない。
しかし、或る日ビルギに不動産屋から電話が掛かる。
その家を売ってくれと・・その家の跡にマンションを建てる予定だと・・
家に帰り、何の気なく家の主に話をしたところ
家の主の態度が豹変する・・・絶対駄目だと・・・
それを機会にビルギに対し家の主は全てを語ってくれた。
彼が結婚を気にこの家を建ててくれたこと・・・
その彼との新婚旅行の際バスの事故で二人は逢えなくなったこと・・・
その彼を待っている為、この家は絶対に無くなってはいけないこと・・・
彼は絶対この家に帰ってくるはずだと・・・
ビルギは班長と相談する、その彼を探すにはどうしたらよいのかと・・・
事故現場の自縛霊になっていないかとのアドバイスにより、ビルギは事故現場を探すがたくさんの自縛霊は出てきたが全くらちが明かない。
その後、不動産屋から家明け渡しの電話が掛かるがビルギは断る。
しかし、悪徳不動産屋は家に放火をした後、強制的に解体の行動に打って出る。
家が放火されて焼け落ちてしまうかという局面で、必死に家を守るビルギの元に烈火のごとくの火が静かに消えビルギの父親が現われる。
『遅くなって悪かった 立派な家だ! 表面だけ焼けただけだからリフォームをすればまた元に戻る』とビルギに声を掛ける。
一緒に立っていた家の主に対しても『仲良くしてやってくれ!』と声を掛けながら去る・・・
悪徳不動産屋が夜の12時を期限に、重機を並べて家を壊しにやってきた。
ビルギと家の主が必死で守るが力が尽きかけた頃、班長の熱心な説得によりゴーストの応援隊が駆けつけ、ゴーストに取り付かれた解体工達は味方通しで喧嘩を初めばらばらになり、一人残った親玉もビルギがやっつける。
家の主の所に、一人の老婆の霊が現われる・・・
自分が死ぬ前に、病院の隣のベッドからあなたを呼ぶ若い男性の声が聞こえたと・・・
ビルギの元に戻ってきた恋人と班長と家の主は、病院に駆けつける。
主の霊が彼に語りかける
『ごめんなさい・・ ここにいたから家に来れなかったのね
家に帰ると信じていて 探さずにいてほんとにごめんなさい・・』
彼が静かに起き上がり返事をする
『いつか 来てくれると思って死ねないでいた・・』
自縛から開放された二人は、静かにそこにいたビルギら三人に礼をする・・・
いっちゃんの追想録はありません・・・
静かに映画のシーンに浸りたいと思います。
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