2001年 韓国映画 『花嫁はギャングスター』
シン・ウンギョン ・・・ウンジン
パク・サンミョン ・・・スイル
アン・ジェモ ・・・バダ
キム・イングォン ・・・ヨンマン
或る若いやくざの親分で、伝説的な人がいた・・・
それは女ながらも、たった一人で得意のシザーナイフ一本で、50人の男達を叩きのめしたという・・・
その界隈のやくざでは知らない者がいない、他のやくざの組長が全て一目置くという人物・・・
それが ウンジンだった!
やくざの男達が、寄ってたかって攻めてきてもウンジン一人で、たちどころに蹴散らしてしまう・・・
組員の部下バダは、得意げに新入りの部下ヨンマンに自慢する。
しかし、ウンジンの若い女性のその姿態は一目ではそんな大物だとは気づかない。
ヨンマンは部屋に入るなりそこにいた女性を見て『電話番のアマ』と叫び、周囲の男達を凍らせてしまう・・・
その女性こそ、ウンジンその人だったのだ。

アン・ジェモ
そんな、向かうところ敵なしのウンジンにもたった一つだけ弱みがあった。
幼い頃、孤児院で生き別れた姉の存在だった・・・
或る日、とうとうウンジンはその姉を探し出す・・・
しかし、その姉は末期のガンで余命いくばくもないと状態になっていた。
その姉のたった一つの願いは『生きている間にウンジンの花嫁姿を見たい!』だった。
最愛の姉の願いに、ウンジンは手下に命じてその準備に徹する。
女性に変身するためにプロのマネージャーも雇われ、姿かたちだけは女性に成り得たが、今度は男達とのお見合い・・・
次々と紹介される男達は、ウンジンのどすの効いた口調と立ち居振る舞いに、尻尾を巻いて逃げてしまう・・・
そんな或る晩、チンピラたちと派手な喧嘩をしていたウンジンの元に男が現われる。
それは、喧嘩も弱くトロイ男だったが、『か弱い女性に何をすると・・』事情も知らず仲裁に入ってきたその男は、見合いを50数回失敗した頼りない男だが、誠実な公務員スイルだった・・・

パク・サンミョン
結婚相手などどうでも良かった、ただ姉に花嫁姿を見せたい一心のウンジンは彼との結婚を決意する。
一方相手のスイルは、お見合いの失敗の連続でもう結婚できないと思っていた矢先の出来事に大喜び・・・
しかしウンジンの素性を良く知らない彼にとっての試練は、結婚式を挙げた後に訪れた・・・
妻を抱くことも出来ず、仕事だといっていつもウンジンは家にいない・・・
或る時、スイルはウンジンの背中に彫られた刺青を見てしまった。
ウンジンは隠しきれず、私はやくざの親分だと白状する。

シン・ウンギョン
その頃、ウンジンは白ザメ組のNO.1殺し屋との果し合いが近づいていた。
果たして、2人の仲はどうなるのか・・・

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