2003年 韓国映画 『大変な結婚』を見ました。
キャスト
キム・ジョンウン(ジャン・ジンギョン)
チョン・ジュノ(パク・デソ)
パク・グニョン(ジャン・ジョンジョン)
このページに使用している画像は、全てダウンロード専用のギャラリーから転用させていただきました。
ソウル法大卒のエリート経営者デソは、朝起きてみると見知らぬ女性とベットに一緒に寝ていた。
夕べの事は二人とも覚えていない。
デソが出社すると、怖い顔をしたお客さんが訪れていた。
なんと今朝ベットで一緒に寝ていた女性は、暴力団一家の末娘だったのだ。
デソは事情を説明するために取り合えず、暴力団のドンの所に行くことになった。
暴力団一家は金と力は有るが、知恵がないものばかりだったので身内にエリートが欲しい、説明に行くとすぐ結婚しろという話になるばかり・・
しかし、デソはかたくなに断わる。
デソの両親と一緒に会う事になり、会う前は結婚に反対だった両親も会った途端に、びびってしまい丸め込まれる羽目に・・・
しかし、何度か逢っているといつしか二人の心は、少しづつ近づいていく。
或る時デソ達はソウルの酒場で酔って寝込んでしまい、料金を水増ししてぼられる羽目になった、しかしそこでデソが助けを求めたのは、その暴力団一家だった。
目には目をで、その場は納めてくれたが、そのソウルとジンギョン一家の暴力団は対立することに・・・
或る日ジンギョンは誘拐され、一家とデソは誘い出されることに・・・
ジンギョンを助け出せと命令されたデソは隙を見て彼女を助け出すことに成功し、それ以来二人の仲はぐっと縮まった。
或る日二人は酒場で逢う事になり、なぜか二人とも心に秘めたものを持っていた。
デソはトイレに立ち、ペアの指輪を渡すように用意して帰ってくると、そこではジンギョンがピアノの弾き語りで愛の歌を歌っていた。
私の元に帰って・・と
しかし、なぜかそこにデソの昔の恋人が現れ、酔いつぶれたまま家に送ってくれと哀願する。
仕方なく家に送る二人の後ろ姿を見ながら、ジンギョンの歌はつぶやくように小さくなり、ほほには涙が伝っていた。
急いで帰ってきたデソのテーブルには、彼女の残した愛の告白の贈り物が残されていただけだった。
翌日デソにジンギョンからメールが入っていた『今から家に帰り、父にこの度の事はなかったことにして欲しいと頼むと・・・』
デソはあわてて車でジンギョンを追いかけて、彼女の実家に向かう・・・
デソとジンギョンのソウルでの結婚式当日、式が終わった直後に対立していた暴力団が殴り込んできたが、一家と力を合わせて対決するデソの姿が、そこにはあった・・・
このドラマでは、最後にフィルムが高速で逆戻しして、二人のベッドでの出会い以前までさかのぼるのが面白いですね。
果たして、二人は偶然出会ったのであろうか・・・
― 追 想 ―

この俳優はチョン・ジュノさん、日本で人気のあるヨン様とパク・ヨンハさんに似ている。
ヨン様通の家内でもビデオ屋の貸し出し時に間違えかけたほどだ。
しかし、この俳優当初の映画のデビューでは悪役でブレークしたらしい、端正な顔つきからは想像できないが・・・

この女優はキム・ジョンウンさん、人気を博したドラマ『パリの恋人』のコミカルな演技ですっかり人気俳優の仲間入りを果たしました。
“コミッククイーン”の称号を持っているほど独自なキャラクターを持っている人です。

この写真の中央の俳優はパク・グニョンさん、厳格さとコミカルさを両方演じられる特異な役者で、父親役でよく見かけるベテラン俳優。
ヨン様主演の『裸足の青春』では、暴力団の壊滅を狙う厳格な検事役として、コ・ソヨンの父親役で出ていました。

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