2000年韓国映画の『魚座』を見ました。
イ・ミヨン ・・・エリョン: レンタルショップのオーナー
チェ・ウジェ ・・・ドンソク: 売れない音楽家
ユン・ジヘ ・・・ヒス : ドンソクの恋人
エリョンは、小さなレンタルビデオショップのオーナーをしていた。
或る時、ドンソクという青年がお客でショップに現れ、大きな水槽に一匹だけしか泳いでいない熱帯魚に興味を惹かれる・・それは自分も飼っているものだった。
或る時ドンソクは店のビデオを直してやり、そのお礼にエリョンは夕食と時計をプレゼントする。
夕食の時、偶然エリョンの誕生日が知れ、贈り物は何がいいかとのドンソクの問に、エリョンは歌をお願いする。
歌を聴いているうち、次第に二人は興味を抱いていきエリョンはドンソクを愛するようになる。

チェ・ウジェ
しかし、ドンソクには以前から付き合っていたヒスという恋人がいた。
ヒスはニューヨークに渡っていたが、帰国してまた以前のように恋人として付き合うことになった。
ドンソクは、自分の歌を何とか売り出そうとレコード会社を廻るが、なかなか自分の事を評価してくれない。
夕食を一緒にしていたヒスにも、ちょっとしたことで喧嘩になり一人で考え込む。
深酔いしたドンソクは、つい閉店間際のエリョンの店に入り、色々と愚痴をこぼした挙句そのまま翌朝まで眠り込んでしまった。
優しい、エリョンは翌朝までそばについていてくれた。
エリョンは思いつめ、ついにドンソクに愛を告白するが、それ以来ドンソクはエリョンを避け始める。
やがてエリョンの心は暴走をはじめ、勝手にドンソクの家に入り込み彼のシャツの匂いに触れ合ったり、携帯番号まで調べ始め彼の全てを掌握したいと願うようになる。
気がついたドンソクはますます彼女との距離を置き始め、二人の仲はぎすぎすした仲になる。
大切に飼っていた熱帯魚を、自らの手で殺してしまうほど思いつめたエリョンは、とうとうヒスがいる彼の家に入り込み、貴方さえいなければ・・・・
と猟奇の姿勢でヒスに迫る。
ドンソクが帰ってきて事なきを得たが、エリョンの自分自身で血だらけになる様を見てヒスはドンソクから去っていく・・・
病院のベッドの上で、ドンソクはエリョンに冷たく『自分を愛しているなら、自分から離れてくれ!』と言い放つ・・・
或る日、仲間達と古いビデオを見ていたドンソクは、そのビデオの中にずっと以前からドンソクだけを見続けていた、エリックの姿を見つけ店に駆けつけるが・・・
店には、ガラスを割られ生きることも出来なくなった、一匹の熱帯魚が横たわっているだけだった・・・

イ・ミヨン
いっちゃんの追想録・・
しくしく・・・ これも悲しい物語でしたね。
私も熱帯魚を飼っているので、つい熱帯魚物で迫られると身につまされます。
シュリといえ、イルマーレ、ラブストーリーにもでてきましたかね?
まぁ エリックがちょっと強引過ぎると言えなくも無いが、激しい恋をするとそうなるんですかね?
えっ 激しい恋の経験が無いのかって・・・かぁちゃん?
・・・愛してるぜ! かぁちゃん ((笑い
まぁ イ・ミヨンという女性はあまり楽しい映画には出させてもらえないですね。
記憶にあるのは、純愛中毒、残された家・・・
純愛中毒では、イ・ビョンホンから逆ストーカーをされ、ほんとに最愛の人かどうか悩む映画。
残された家では、残り少ない命と知りながらも若い男性との愛をはぐくむ映画。
不憫ですよのぅ〜〜しくしく・・・


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