以前一度見ていた『イルマーレ』を、最近繰り返しテレビ放映されているのでもう一度見てみました。
やはり何度見ても感動的な映画ですね。
イルマーレは“海の家”と訳されるそうですが
原題がハングル語で“時越愛”と書かれています。
時を越えた愛!違う時空にすむ二人が愛し合う。
ほのぼのとした青春映画の男優には、最近欠かすことが出来なくなったなったイ・ジョンジェ扮するソンヒョンは、建築家の父親に捨てられたと深く悩んでいた。
その父親が作った、海の上に建つ家に住んでいた。
或る日、そのポストに奇妙な手紙が舞い込んだ。
父親が作ったその家に、初めて住んでいるのは自分のはずなのに、次の居住者にむけてお願いした女性の手紙が届いていた。
〜私は今から引越ししてこの家を離れます。
これから後、手紙が届くかも知れませんが、それは大事な手紙ですから 次の転居先に転送してください、お願いします。〜
という、チョン・ジヒョン扮するウンジュからの手紙の文面だった。
ソンヒョンが日付を見ると、何とそれは2年後の日付が書かれていた。
最初はいたずらの手紙だろうと思っていたが、どうしても気になったので返信を書くことにした。
〜私が最初にここに住んでいる住人ですが、いたずらの手紙はやめてください。〜
双方がいたずらだと思ったが、或る日のソンヒョンの大雪予告が間違いなかった事で、いつしか二人はことの事実を信じ始める。
文通を重ねるごとに、双方傷つきあっていた二人は次第に愛を感じ始める。
或る時、ウンジュから2年前に先輩からもらった大事なカセットレコーダーをその時、駅のベンチに忘れた事を打ち明けられる。
ソンジュはその時刻にホームに行き、2年前のウンジュに初めて出逢う・・
その置き忘れたカセットコーダーは、ソンジュのメッセージが加わり彼女の処にポストを通じて届けられる。
それからソンジュは何度もウンジュに出逢うが、ウンジュが判るはずも無く同じ時空で会いたいと願う。
ウンジュの手助けにより、父親に捨てられたと思いこんでいたソンジュは、実はそうではなく父親の深い愛情に育てられ、その愛情の結晶がこの“海の家”だったことを知る。
また、父親が数年後交通事故にあって死亡する事も伝えられる。
その事故がある日、ソンジュの父親は実は自分に逢いに来る日だった、ソンジュは必死になって父親を止めようとするが、かなわぬ結果となる。
どうしても出会いたいと願う、ソンジュとウンジュは或る日約束をする。
ソンジュが〜私に逢ってくれるなら、済州島まで来てくれる?
さんご礁の砂浜に住むのが夢なんです〜
と日付を指定してお願いする。
ただし、私は一週間待てばすみますが、あなたは2年間待たなくてはなりません。
約束の日時に、ウンジュが現れ海を見ていると、或る人影が・・・
いやぁ たまりませんね!!!
文章を打っているうちに、涙ぐんでしまいました・・・
あのイルマーレのような海上に立つ家は、塩分ですぐに朽ちてしまって10年間持つかな? というような専門的な見識は別にして・・・
あの二人が住んでいる世界の、年代の違いが2年間で良かったですね。
いくら愛し合うといっても20年も違っていては、出逢った時には幻滅でしょうね。((笑い
いゃ いゃ! これは不謹慎な事を書いてしまいました。
やはり、こういうドラマは素直に楽しみましょう〜〜〜

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