ヘッドがパタパタ言うクラブマン250
RFVCってヘッドにはよくあるシュチュエーション
プラグホールもなめてるし・・・
音もひどすぎ・・・ しかもアイドリングがしない・・・
オイルもダダ漏れ

でヘッドカバーをあけると
イン側のタペットアジャストスクリューが行方不明・・・
ロックナットはロッカーアーム横に落ちてるのを発見
しかもオイル減りで ヘッドカバーが油路になってるこのエンジンの
エキゾースト側の左 一番油路の遠いカム山 ロッカーアームが 削れて
スーパーローカム
写真のぶつぶつのトコは削れたカム
お客様との相談の上 修理の方向で・・・
外装は綺麗ですし
直すんだという気合が大事
お付き合いいたしますということで
ヘッド周り使える部品残し交換
チェーンスライダーも交換なんで Rクランクケース クラッチ周りも
外し 行方不明の タペットアジャストスクリューの捜索・・・

マグネット化したドライバーで捜索・・・カチッ・・・
タラリタッタター

オイルパンあたりから発見 救出・・・
バルブも一本傘が割れていたので
イン側は二本とも交換
エキ側はすり合わせして再使用
モナミのバルブコンパウンド・・
そろそろデザイン一新されたらいいと思います

ピストンヘッドを掃除して
カムギアトレインの ノンバックラッシュギア移植・・
いつもスプリングがはまりにくくて イラッとイラッと・・・

ホンダ社内で組み立ててる人はコツがあるんですかねぇ・・・
ホンダ生まれホンダ育ちのワタクシの先生も 授業でイラッとしていた覚えが・・・

ヘッドを載せると
カバーの油路ズマリを確認して
あとは組むだけ・・・ めっチャ静か
お客さんも静かになったエンジンに満足していただいたようで・・・
本当にオイルだけはマメにお願いします
ホンダのエンジンは本当にいいエンジンですから・・・

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