第18回にいがた国際映画祭
「麦の穂をゆらす風」(The Wind That Shakes The Barley)
2006年イギリス/アイルランド/ドイツ/イタリア/スペイン(シネカノン)126分
監督:ケン・ローチ 製作:レベッカ・オブライエン 製作総指揮:アンドリュー・ロウ/ ナイジェル・トーマス/ウルリッヒ・フェルスベルク/ポール・トライビッツ 脚本: ポール・ラヴァーティ 撮影:バリー・アクロイド 美術:ファーガス・クレッグ 編集: ジョナサン・モリス 音楽:ジョージ・フェントン
出演:キリアン・マーフィ/ポードリック・ディレーニー/リーアム・カニンガム/オーラ・フィッツジェラルド/メアリー・オリオーダン/メアリー・マーフィ/ローレンス・バリー/ダミアン・カーニー/マイルス・ホーガン/マーティン・ルーシー/ジェラルド・カーニー/ロジャー・アラム/ウィリアム・ルアン
上映館:新潟市民プラザ
採点:☆☆☆
第2次大戦前後のアイルランド独立のさなか、支配者であるイギリスが去っても今度はアイルランド人同士で殺し合いが続いてしまい、結局大儀のため兄弟でさえ殺さなければならなかったアイルランドの悲劇を描いた作品。とても切ない。イギリスは方々でこういう同じ民族が殺しあう悲劇を作っているのだ。
ホールでの映写のため、音声がゆがんでひどい状態の映写だったのは残念。

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