「ちはやふる −上の句−」
2016年 東宝 111分
監督:小泉徳宏 製作:中山良夫/市川南/鈴木伸育/加太孝明/薮下維也/石川豊/弓矢政法/高橋誠/宮本直人 エグゼクティブプロデューサー:門屋大輔/安藤親広 プロデューサー:巣立恭平 ゼネラルプロデューサー:奥田誠治 企画・プロデュース:北島直明 原作:末次由紀 脚本:小泉徳宏 撮影:柳田裕男 美術:五辻圭 音楽:横山克 主題歌:Perfume『FLASH』 VFXプロデューサー: 赤羽智史 アニメーションディレクター:ファンタジスタ歌麿呂
出演:広瀬すず(綾瀬千早)/野村周平(真島太一)/真剣佑(綿谷新)/
上白石萌音(大江奏)/矢本悠馬(西田優征)/森永悠希(駒野勉)/清水尋也(須藤暁人)/久家心(千早:少女時代)/山田瑛瑠(太一:少年時代)/加部亜門(新:少年時代)/坂口涼太郎(木梨浩)/田村健太郎/上村海成/萩原利久/三村和敬/津嘉山正種/松田美由紀(宮内妙子)/國村隼(原田秀雄)
上映館:ユナイテッドシネマ新潟SC10
採点:★★★★★
競技かるたを題材にしたコミックの映画化です。このため、開巻20分くらいまでの主人公たちの紹介部分がアップテンポで、なおかつ、登場人物のデフォルメされたキャラクター設定から、一見ガチャガチャした映画になるのかと思ったけれども、かるた部が出来てからは落ち着いた展開でした。
青春ドラマの王道そのままの作品で、非常によくまとまっているし、映像的にも、必然的にスローモーションを多用する必要があるわけですが、好ましく感じました。
観ている間中、主演の女の子が観たことあるんだけど誰だっけ?状態でエンドロールでようやく、そうだ、広瀬すずだと思い出しました。「海街diary」と大分印象が変わったので、事前に広瀬すず主演だと観ていたはずなのに全然思い出せなかった。老化が進んでいるなあ。
この映画もまさに広瀬すずプロモーション映画で彼女の魅力いっぱいでした。二部作の続編はいよいよ太一と新の激突とあって今から楽しみですね。
登場人物の中では森永悠希扮する「机君」こと駒野にいちばん感情移入してました。クライマックスで彼がキーマンになるわけですが、わかるなあ、彼の気持ち。
そんな風に劇中人物に感情移入しやすい映画でした。
http://www.chihayafuru-movie.com/index.html

0