「四月は君の嘘」広瀬すずファンでなくとも楽しめる青春映画の佳作です。
2016年 東宝 122分
監督:新城毅彦 製作:石原隆/古川公平/市川南 プロデューサー 上原寿一/八尾香澄 アソシエイトプロデューサー:江川智 ラインプロデューサー:山本礼二 原作︰新川直司 脚本:龍居由佳里 撮影:小宮山充 美術:磯田典宏 編集:穗垣順之助 音響効果:伊藤瑞樹 音楽:吉俣良 主題歌:いきものがかり『ラストシーン』VFXスーパーバ
イザー: 白石哲也
出演:
広瀬すず(宮園かをり)/山崎賢人(有馬公生)/石井杏奈(澤部椿)/中川大志(渡亮太)/甲本雅裕/本田博太郎/板谷由夏(瀬戸紘子)/檀れい(有馬早希)
上映館︰ユナイテッドシネマ新潟SC9
採点︰★★★★✩
マンガ、アニメの映画化となれば、原作のファンからの辛口評価で評判は芳しくないようですが、それらを全く知らない私としてはとても面白く観ました。
確かにアニメの映画化に有りがちなのはオープニングからの登場人物の描写がオーバーになりがちで、特に広瀬すずのオーバーアクトに悪印象を持った人が多かったようです。
その印象も、ストーリーが進むに連れ、違和感は薄れていくし、何よりラストで彼女がなぜああいう行動を取ったのかも明かされることを考えると、納得出来ます。
クラシック映画で難しいのは、俳優の演奏シーンのスタンドインとうまく繋げるかと言うところですが、最近の映画はこの辺については全く違和感を感じさせないです。
使用ビアノが最初のコンクールではヤマハなのが最後のコンクールはスタインウェイで楽器の音色も変えてあるなど、細かいところまでキチンと撮ってると感じました。
やっぱり他人の評価って当てにならないなと思った作品で、特に広瀬すずの魅力が良く出た映画でした。

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