「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」(BRIDGET JONES'S BABY)
2016年 イギリス/フランス/アメリカ(東宝東和) 123分
監督:シャロン・マグアイア 製作:ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/デブラ・ヘイワード 製作総指揮:アメリア・グレインジャー/ライザ・チェイシン/ヘレン・フィールディング キャラクター創造:ヘレン・フィールディング 原案:ヘレン・フィールディング 脚本:ヘレン・フィールディング/エマ・トンプソン/ダン・メイザー 撮影:アンドリュー・ダン プロダクションデザイン:ジョン・ポール・ケリー 衣装デザイン:スティーヴン・ノーブル 編集:メラニー・アン・オリヴァー
出演:
レネー・ゼルウィガー(ブリジット)/コリン・ファース(マーク)/パトリック・デンプシー( ジャック)/ジム・ブロードベント(ブリジットの父)/ジェマ・ジョーンズ(ブリジットの母)/エマ・トンプソン(ドクター・ローリングス)/サリー・フィリップス/ジュリアン・リンド=タット/シャーリー・ヘンダーソン/ベン・ウィルボンド/カーチャ・エリザローヴァ/ニール・ピアソン/ジェームズ・キャリス/ジェシカ・ハインズ/セリア・イムリー/ジェームズ・フォークナー
上映館:ユナイテッドシネマ新潟SC6
採点:★★★☆☆
12年ぶりに帰ってきたブリジット・ジョーンズ。映画の中では10年経過という設定で43歳アラフォーだけど、実際のレネーは47歳すでにアラフィフ。ちょっと妊婦の役は厳しい感じでした。
その辺に目をつぶれば、子どもを産むにはラストチャンスという年代の女性心理をうまく描いているとは思います。今回は上司のヒュー・グランドは出演しない代わりに死んだことにされてしまって、葬式まで出されてしまうというのは、まあ、ファンサービスですかね。
一夜の契りで妊娠。男が避妊について女性任せにするというのはいかに危険か、でも、世の男性の多くは避妊を女性任せにしているんですねえ。それは洋の東西を問わないようで。渡辺淳一の小説「失楽園」で人妻とのセックスに避妊さえしない男を描いているのにびっくりしたけど、イギリスの男性も同じなのでしょうか。
まあ、男が避妊に慎重であれば、この映画のストーリーは成立しないので、まあ物語の設定としておきましょう。二人のイケメンとことに及んで結果的にどちらの子どもかわからないという、定番な設定ではありますが、現代ではDNA鑑定とやらで父親が判明してしまうのが、ストーリー的には選択肢をせばめているとは思います。
最終的にはハッピーエンディングなんでしょうけど、本当にこの二人、大丈夫なの?まあ、結婚というものは本当にハッピーなエンドとは限らず、新たなスタートでもあるわけで、その辺は目をつぶるのが映画というものではありますなあ。
http://bridget-jones.jp/

0