「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(ROGUE ONE A STAR WARS STORY)
2016年 アメリカ(ディズニー)
監督:ギャレス・エドワーズ 製作:キャスリーン・ケネディ/アリソン・シェアマー/サイモン・エマニュエル 製作総指揮:ジョン・ノール/ジェイソン・マクガトリン 原案:ジョン・ノール/ゲイリー・ウィッタ 脚本:クリス・ワイツ/トニー・ギルロイ 撮影:グリーグ・フレイザー プロダクションデザイン:ダグ・チャン/ニール・ラモント 衣装デザイン:グリン・ディロン/デイヴ・クロスマン 音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:
フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)/ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー)/ベン・メンデルソーン(オーソン・クレニック)/ドニー・イェン(チアルート・イムウェ)/マッツ・ミケルセン(ゲイリン・アーソ)/アラン・テュディック(K-2SO)/チアン・ウェン(ベイズ・マルバス)/リズ・アーメッド(ボーディー・ルック)/フォレスト・ウィテカー(ソウ・ゲレラ)/
声の出演:
ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダー)
上映館:イオンシネマ新潟西SC1
採点:★☆☆☆☆
映画を2本、ハシゴしてなお最終回の上映に間に合うので、とりあえず観ときました。
うーん、もうこの手の映画、観なくてもいいかな、と思いつつ。でも、観ないであれこれ言うのも本意ではないし、ということで観て、やっぱりね。という感じです。
以下ネタバレいっぱいしています。SWファンの方、まだ観ていない方は以下読むのはおやめください。後悔しても知りませんよ。
ということで。
スター・ウォーズって最初からなんとなく私には向かない作品だなあ、と思っています。熱狂的なファンの方、映研時代も周りにいっぱいいましたけど、自分はノレないでいました。
そういいつつ、結構観ています。観ないと論評できないし。今回も。観ました。しかも初日なので記念のポスター的なやつ、もらっちゃいました。でも、好きになれないです。
映画冒頭から不穏な空気。ゲシュタポみたいな帝国軍が農場にやってきて親父を連れてっちゃうのね。お母さんは死んじゃって、ちっちゃい子が残されたのね。でも、なんでこの子助かったのかようわからんけど。
相変わらず話が暗いです。そんでもって、連れ去られた親父が惑星破壊兵器デス・スター作らされるのね。娘は反乱側のひとに育てられるけど、帝国に捕まって牢屋に入れられるんだね。それをなんだかしらないけど、反乱側に助けられるんですね。
この反乱側に目の見えない戦士登場。いきなりすごい剣の使い手。これって座頭市?それともルパン三世の五右衛門?このキャラ、結構好きだけど、格闘シーンはそれほどなかったのでもっと出てほしかった。特にラストでダースベーダーと闘ってほしかったなあ。
帝国は惑星破壊兵器のテストで惑星ジェダを標的に。なんとそこは偶然にも?主人公がいる星。何十億人だかのひとが消滅するけど、主人公たちはぎりぎり逃げて助かっちゃうのね。
スター・ウォーズってだけあって、死者の数は星の数を上回るほどです。
この戦闘の中で主人公はおとっつあんと再会するけど、すでに父は瀕死。別れの思い入れがあって主人公は脱出。デススターを倒す設計図を入手するべく、帝国の主力の星に潜入するのね。
潜入はいいけど、反乱軍も星に大艦隊を送るので、主人公は潜入を果たすものの、コンピューターデータを捕りにいくのに、高い塔の内壁を登らないといかんのね。この手の映画は必ず高い塔に上るのね。でもうこの辺はうんざりするほど戦闘シーンが繰り返されるのね。映画の半分の時間は戦闘シーンですね。
で、最終的にデータは捕れたけど、この回にご出演の皆様は、シリーズ第一作に登場されない方々なので、全員死亡ということになりますね。残念ながら。その代り、ひとりひとり亡くなる時にはたっぷり思い入れタイムを取られていただきますのでご容赦ください。
てなわけで、主人公の二人も惑星崩壊とともに去っていきました。めでたしめでたし。
まあ、エピソードの隙間ストーリーの作品なので、ストーリーが単調だったりご都合主義だったりするのはまあ、仕方がないことだとは思いますが。
私にはこの映画、というか、この手の映画のどこが面白いのかよくわからないです。人が殺しあうシーン、観て楽しいですかね。映画の最初から最後までずっと暴力シーンばかりで私は大分疲れてしまいました。
唯一面白かったのは座頭市のおっさん。この人、なんかウルトラC使ってエピソード8とか出ませんかね。このひと主人公のスピンオフ企画でもいいですけど。ねえ。
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