「ゴースト・イン・ザ・シェル」(GHOST IN THE SHELL)(日本語吹替版)
2017年 アメリカ(東和ピクチャーズ)110分
監督:ルパート・サンダーズ 製作:アヴィ・アラッド/アリ・アラッド/スティーヴン・ポール/マイケル・コスティガン 製作総指揮:ジェフリー・シルヴァー/藤村哲哉/野間省伸/石川光久 原作:士郎正宗 脚本:ジェイミー・モス/ウィリアム・ウィーラー/アーレン・クルーガー 撮影:ジェス・ホール プロダクションデザイン:ヤン・ロールフス 衣装デザイン:カート・アンド・バート 編集:ニール・スミス/ビリー・リッチ 音楽:クリント・マンセル/ローン・バルフェ出演:(=日本語吹替)
スカーレット・ヨハンソン(少佐/ミラ・キリアン=田中敦子)/ビートたけし(荒巻大輔)/マイケル・カルメン・ピット(クゼ=小山力也)/ピルー・アスベック(バトー=大塚明夫)/チン・ハン(トグサ=山寺宏一)/ジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士=山像かおり)/ラザラス・ラトゥーリー(イシカワ=仲野裕)/ダヌーシャ・サマル(ラドリヤ=山賀晴代)/泉原豊(サイトー)/タワンダ・マニーモ/ピーター・フェルディナンド(カッター=てらそままさき)/ピート・テオ/福島リラ/桃井かおり
上映館︰イオンシネマ新潟西SC1
採点︰★★★★✩
時間ギリギリに劇場に飛び込んだら吹替版でした。全員日本語喋ってますが、ビートたけしだけ英語字幕が出るので、彼だけは日本語で押し通したらしいですね。
さて、この映画の原作「攻殻機動隊」はマンガも読んでいないし、アニメ版も全く観ていません。予告編のスカーレット・ヨハンソンに惹かれて観に行ったという不順な動機でございます。
で、この映画、原作とどのくらい変わっているのか知りませんけど、全くブレードランナーのリメイクですか?と言う映画でした。舞台は一応日本なんでしょうかね?ブレードランナーとロボコップを足した感じです。こういう内容の映画はもはやさんざん似たようなのがどっさり作られているような気がするんですが。「キューティーハニー」とかもありました。
でも、この映画は何と言ってもスカーレット・ヨハンソン。碧眼金髪の彼女が髪を黒く染めただけで義体感高まります。アメリカではアジア人役を白人が演ずる事の是非について非難が高まっているらしいですが、元がアジア人の草薙素子でも、義体のミラ・キリアンとなって外観が全く異なったと言うのは結果的に旨い効果だと思います。
その印象が高まったのは、素子の母親の桃井かおりとの再開シーン。どう見ても桃井かおりとスカーレット・ヨハンソンが親子には見えないですから。取ってつけたようなシーンだけど、よく考えると重要なシーンかもしれません。
なんだかんだで、スカーレット・ヨハンソン観てるだけで満足しています。なんだかすごくアホな自分がいます。吹替版の声優さんたちはオリジナルアニメと同じらしく、アニメの方で馴染みのある人にはいいのでしょうが、田中敦子さんの声はヨハンソンには合っていない感じだったので今度字幕版で観ようと思います。
http://ghostshell.jp/

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