「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生)(MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN)
2017年ドイツ(キノフィルムズ=木下グループ)111分映倫PG12
監督:マルク・ローテムント 製作:タニア・ツィークラー/ヨーコ・ヒグチ=ツィッツマン 原案:サリヤ・カハヴァッテ 脚本:オリヴァー・ツィーゲンバルク/ルート・トマ 撮影:ベルンハルト・ヤスパー 編集:チャールズ・ラドミラル 音楽:ミヒャエル・ゲルトライヒ/ジャン=クリストフ・“ショーヴィ”・リッター
出演:
コスティア・ウルマン(サリヤ/サリー)/ヤコブ・マッチェンツ(マックス)/アンナ・マリア・ミューエ(ラウラ)/ヨハン・フォン・ビューロー(クラインシュミット)/アレクサンダー・ヘルト/ミヒャエル・A・グリム/キダ・コードル・ラマダン/ニラム・ファルーク/ジルヴァーナ・クラパッチュ
上映館:イオンシネマ新潟西SC9
採点:★★★★☆
網膜剥離で通常の5%の視力となってしまった青年が、夢を諦めきれずに障害を隠してホテルマンの研修生になるというストーリー。
当然隠し通せる筈もなく、彼には事情を知った同じ研修生のマックスが協力してくれます。この2人の掛け合いがこの映画の一番の見どころです。
「早く行くなら一人で行け、遠くへ行くなら仲間と行け」と言う格言が使われる場面がありますが、まさに主人公のサリーは一人で行こうとして大変な失態を犯してしまうことになるわけです。
ストーリーは、この手の映画のパターンを踏襲した無難なもので、なんと言うこともありませんが、ふと、障害というものは、周囲のちょっとした助けがあれば乗り越えられないものではないのだ、と思えるなら成功したと言えます。
主人公が行きずりの女性とベッドインするシーンは、この映画がPG12になってしまう事を考えると不必要だとおもいます。
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