「ディリリとパリの時間旅行」(DILILI A PARIS:DILILI IN PARIS)
2018年 94分フランス/ベルギー/ドイツ(チャイルド・フィルム)映倫 G
監督:ミッシェル・オスロ 製作:クリストフ・ロシニョン/フィリップ・ボエファール 脚本:ミッシェル・オスロ 音楽:ガブリエル・ヤレド
声の出演:(アニメーション)
プリュネル・シャルル=アンブロン(ディリリ)/エンゾ・ラツィト(オレル)/ナタリー・デセイ(エマ・カルヴェ)
上映館:エビス・ガーデン・シネマSC1
採点:★★★★☆
時間旅行というタイトルが謎だけど、とても上質なアニメーションでした。写真を元にした背景が凝っていて、良い雰囲気です。
内容はニューカレドニア出身の少女ディリリが配達人の男の子オレルと共に、最近パリで頻発している少女誘拐事件を解決しようとする話です。
舞台はベル・エポックのパリ。ピカソ、ロートレック、モネ、キュリー夫人など多彩な人物が登場。この辺の人たちが多く分かると面白さは数段増のですが、私はあんまりわからなかった、と言うか、ちょっと寝てました。
誘拐団の目的が分かって来るあたりから、この作品は、女性差別や人種差別がテーマなんだな、と言う事が分かって来るのですが、ディリリのモデルは褐色の恋人としてパリで一世を風靡したジョセフィン・ベーカーがディリリの元になっているのかもしれません。
https://child-film.com/dilili/

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