「罪の声」
2020年 (東宝) 142分 映倫:G
配給:東宝
監督:土井裕泰 原作:塩田武士 脚本:野木亜紀子 プロデューサー:那須田淳/渡辺信也/進藤淳一 撮影:山本英夫 照明:小野晃 録音:加藤大和 美術:磯見俊裕/露木恵美子 衣装:宮本まさ江 編集:穗垣順之助 音楽:佐藤直紀 主題歌:Uru 助監督:藤江儀全 ラインプロデューサー:橋本靖
出演:
小栗旬(阿久津英士)/星野源(曽根俊也)/甘詩羽(子ども時代)/松重豊(水島洋介)/古舘寛治(鳥居雅夫)/宇野祥平(生島総一郎)/石澤柊斗(子ども時代)/杉田雷麟(中学生時代)篠原ゆき子(生島千代子)/原菜乃華(生島望)/阿部亮平(生島秀樹)/尾上寛之(曽根光雄)/川口覚(若き日の達雄)/阿部純子(若き日の真由美)/水澤紳吾(林)/山口祥行(青木龍一)/堀内正美(立花幸男)/木場勝己(藤崎勝)/橋本じゅん(佐伯肇)/桜木健一(臼井浩司)/浅茅陽子(大島美津子)/高田聖子(天地祥子)/佐藤蛾次郎(藤井清一)/佐川満男(秋山宏昌)/宮下順子(山本志乃)/塩見三省(ニシダ)/正司照枝(須藤みち)/沼田爆(三谷浩二)/岡本麗(三谷晴美)/若葉竜也(津村克己)/須藤理彩(葵)/市川実日子(曽根亜美)/火野正平(河村和信)/宇崎竜童(曽根達雄)/梶芽衣子(曽根真由美)
上映館:イオンシネマ新潟西#3
採点:★★★★☆
実際に起きたグリコ・森永事件をモチーフに子どもの頃、犯人の身代金要求の電話に自身の声が使われたと知った男と、事件の再調査を命じられた記者の2人を主人公に事件を振り返っていくという趣向が面白いと思いました。
声を使われたテーラーの星野源の調査と、新聞記者小栗旬の調査が旨い具合に繋がっていくのは脚本が良く書けているからで、142分という長尺でありながら緊張が弛むことなく、ストーリーが展開していくのは見事です。
最終的には声を使われた他の2人のその後を調べることで事件の真相に迫っていくわけですが、小栗旬はもちろん、星野源がとても良い味を出していて、ちょうど及川光博がドラマや映画にどんどん出てきた頃の感じを思い出しました。
見終わってからキャストを見直すと、懐かしい名前が沢山あって、はて、どこに出ていたのかしらと気になってしまいます。Wikipediaから役名を全部拾っておいたので、是非再見して確認してみたいと思います。
https://tsuminokoe.jp/

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