「教授のおかしな妄想殺人」
2015年 アメリカ(ロングライド) 95分
監督:ウディ・アレン 製作:レッティ・アロンソン/スティーヴン・テネンバウム/エドワード・ウォルソン 製作総指揮:アダム・B・スターン/アラン・テー/ロナルド・L・チェズ 脚本:ウディ・アレン 撮影:ダリウス・コンジ プロダクションデザイン:サント・ロカスト 衣装デザイン:スージー・ベンジンガー 編集:アリサ・レプセルター
出演:ジェイミー・ブラックリー(ロイ)/ホアキン・フェニックス(エイブ)/パーカー・ポージー(リタ)/エマ・ストーン(ジル)/ベッツィ・アイデム/イーサン・フィリップス/ソフィ・フォン・ハーゼルベルク/ベン・ローゼンフィールド/スーザン・プルファー
上映館:ユナイテッドシネマ新潟SC2
採点:★★★★☆
ウディ・アレン作品は、どれも「愛」または「性愛」について描いているけれども、最近は笑える、というよりも、ブラック・ジョークといった趣が増えているように思います。生きることに興味を失い、死ばかりを考えている大学教授が、ふとしたことから殺人を思い立ち、それをきっかけに生きる目的を再発見し、性愛についても元気を回復するというのは80歳となった監督自身の実感が透けているのかもしれません。
後味の良い映画とは到底言えないし、コメディとしてもブラック過ぎな面は否めないのですが、こういう人間臭い登場人物たち、結構好きかも知れません。
しかしまあ、ウディ・アレン映画に登場する女性たちってどうしてこんなに積極的なんでしょうねえ。所詮男は女に振り回されるだけの存在なんでしょうね。
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