「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(Star Wars: The Rise of Skywalker)
2019年 アメリカ(ディズニー) 142分
監督:J・J・エイブラムス 製作:キャスリーン・ケネディ/J・J・エイブラムス/ミシェル・レイワン 製作総指揮:カラム・グリーン/トミー・ゴームリー/ジェイソン・マクガトリン 脚本:J・J・エイブラムス/クリス・テリオ 撮影:ダン・ミンデル 美術:リック・カーター/ケビン・ジェンキンス 衣装:/マイケル・カプラン 編集:メリアン・ブランドン/ステファン・グルーブ 音楽:ジョン・ウィリアムズ 特殊効果:ニール・スキャンラン 視覚効果監修:ロジャー・ガイエット
出演:
デイジー・リドリー(レイ)/アダム・ドライバー(カイロ・レン/ベン・ソロ)/ジョン・ボイエガ(フィン)/オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)/マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)/キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)/ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン)/ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)/ドーナル・グリーソン(ハックス将軍)/ケリー・マリー・トラン(ローズ・ティコ)/ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ビリー・ロード(コニックス中尉)/ケリー・ラッセル(ゾーリ・ブリス)/ナオミ・アッキー(ジャナ)/リチャード・E・グラント(プライド将軍)/イアン・マクダーミド(パルパティーン)
上映館:イオンシネマ新潟西SC4
採点:★★★☆☆
42年に及ぶスター・ウォーズシリーズの最終章は仕上がりとしてはまずまずの作品になったと思います。もともとこのシリーズは荒唐無稽なSFアクション映画なのであって、なぜ航空機の上を馬に乗って走れるの?とか、墜落する航空機から航空機に飛び移ることが出来るの?とか突っ込んではいけないんでしょうね。
旧シリーズの最終作「エピソード3/シスの復讐」はストーリーとしては良く出来ていたけど、シリーズ最終作としてはあまりにもダークで後味の悪い作品だと思いました。新たに作られた3部作によって、ハッピー・エンディングで終えられたのは良かったと思いますが、ストーリーの辻褄を合わせるのが精一杯だったなあ、という印象も拭えません。
なんと言っても42年という月日の長さを痛感させられます。お姫様キャリー・フィッシャーはすでに亡く、撮りためてあったシーンを使い回したということだし、マーク・ハミルもどこぞのジジイになり果ててしまいました。何よりもジョージ・ルーカスが去ったルーカスフィルムってなんなのさ。過去の遺産で食ってるだけのような気がします。
スター・ウォーズシリーズに何の思い入れもない自分は(そもそも惑星一つ破壊出来る兵器ってどうよ!)観ないで批判するのもなんなのでちゃんと観てから批判しよう、などとよこしまな気分で観た映画でしたが、いつの間にやら映画の世界に引き込まれて、楽しめました。まあ、映画ってこれで良いんだよな、と結論づけた次第。
https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker.html

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