研修が一段落しました。
社会人になると本当に時間が取れませんね。
平日、市役所に行く暇がありません。
でも土日が完全に休みであるというのはありがたいです。
さて、今回は待ちに待った夢幻劇初参加の話です。
土曜日。
休日にもかかわらず、7時に目がさめてしまいました。
習慣って恐ろしいです。
そんなこともお構いなしに、Dかい人はクラブを持って公園に練習しに行きました。
今日は風がとても強くて、満足に練習できませんでした。
それでも2時間くらい粘って、クラブばかりやっていました。
15時くらいになると、Dかい人はそわそわしてきました。
16時になると、はしゃぎながら外へ出ました。
夢幻劇は17時から水戸市の体育館でやっています。
日立市から水戸市まで電車で約40分の距離でした。
歩きも含めて、およそ1時間かかって体育館に着きました。
初めての参加ということで、Dかい人はとても緊張しました。
こっそりと体育館の中をのぞくきました。
あれ?
なぜか新体操やっている人がたくさんいました。
皆女性ばかりでレオタード着て新体操ばかりやっています。
Dかい人はとても焦りました。
「確かに新体操はクラブもボールもリング使っているから、ジャグリングかもしれない。まさか自分はジャグリングクラブと新体操クラブ間違えたのか?」
そんなことを考えていましたが、ふっと横を見ていると隣にいた男性と女子高生が、じっと新体操の様子を見ていました。
Dかい人は目を凝らしました。
よく見ると男性背負っているリュックからクラブがチラリとはみ出し、女子高生の持っている袋にはディアボロの形が浮き出ているではありませんか!!
確信。
きっとこの人たちが本物の夢幻劇の方たちだろうと。
Dかい人は思い切って声をかけました。
すると男性の方が、「どうもはじめまして。今日は新体操の後に僕らの練習なんですけど、なかなか終わりませんね〜」といいました。
この言葉を聞いて、Dかい人はむちゃくちゃホッとしました。
あともう少しで、Dかい人はレオタード着てボールをやるところでした(ウソ)。
5分くらいすると新体操の人たちも去り、ジャグリングの練習がスタートしました。
久しぶりに風のない環境でクラブの練習ができ、Dかい人は大興奮でした。
しばらくするとおじさんがやってきました。
挨拶をすると「どうも、広幡です。」と言いました。
広幡さん。
ジャグリングの世界ではとても有名な方で、札幌のだいどんでんにも出演されたこともあるし、JJFには広幡賞という賞もあります。
「おそらく茨城にしばらくいると思うので、よろしくお願いします。」と挨拶すると、広幡さんはニヤリと笑いました。
驚くことに、広幡さんは長崎の私の師匠である森本くんのことも知っていました。
しばらく練習していると10人くらい集まってきました。
このうち高校生が4人いましたが、皆ディアボロをやっていました。
最初に声をかけた男性は4クラブを練習していました。
Dかい人は5クラブをやったり、ボールを教えたりしていました。
パフォーマーケットでやったボールルーチンを見せると、見ていた人が驚いてくれてDかい人はうれしくなりました。
夢幻劇は2週間に1回のペースで練習しているため、みなさんまったりとしています。
サークルごとに独特の雰囲気があって面白いですね。
早くなじんでいきたいと思います。
そんなこんなで4時間があっという間に過ぎました。
茨城にきて、2週間練習はしていたけど、ジャグリングのコミュニケーションが不足していたんでしょうね。
久しぶりにジャグラーに会い、IJAやサイトスワップについて話ができたことに感動しました。
帰りの電車の中でDかい人は終始ニヤニヤしていました。
次回の練習は5月13日とあと一ヶ月近くあり、すでに待ち遠しいですね。
ちなみに、この日は日立国際大道芸もあり、ジャグリング漬けになりそうで楽しみです。

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