突然ですが、私筋肉痛について考えてみました。
筋肉痛とは過激な運動、スポーツをした後に引き起こされる身体の痛みである。
おっさんになると次の日ぐらいに時間差でやってくる。これを老化現象と言う。昔はスノーボードを初めてやった時、凄まじいほどの筋肉痛になり、次の日ベッドから起きることができず、介護用ベッドが欲しいと思った事がある。
そうそれはかなりの激しい運動により引き起こされたから…。
私は今絶好調の
筋肉痛である!
朝起きてベッドから出ようとしたら、足が重い。
はて?
昨日はスノーボードには行ってない!
激しいスポーツをした覚えもない!
まあひとつ覚えてる事があるとしたら、昨日札幌ファクトリーで行われたpa☆staというイベントにピンで出たということ。私初のソロパフォーマンスデビューである。とはいってもかっしーと二人で30分枠を別々で演技するものだった。一人15分の演技である。
たった15分!されど15分!前にも書いたが私の3Dでのソロの演技は1分。まあマックス4分が関の山である。
15分はかなりの冒険!冒険し過ぎて、完全に遭難してしまいました。
今回の初のソロのパフォーマンスは前日に黒猫座でトイシアターにアドバイスを受け、
(ほぼ他人任せ)音楽作りをして気が付いたら当日にやっとショーの形ができあがったというかなりの問題作。
朝の3時頃帰宅し、スケッチブックのようなものを書くも、かなりのやさぐれ度で、酒を煽り過ぎて、泥酔し書いてる途中気持ちが悪くなり横になったら、ペンを持ったまま、撃沈、爆睡してしまい、11時にかっしーの電話で起きる。約15枚書かなければいけない物が、その時点でできてたのは、たった2枚!
その時の私の心境は漫画家さんの気持ちがなんとなく分かりました。〆切間近。
この時ほど
バックレたいと思ったことはありませんでした。「探さないでください」と置き手紙を残して、プィーッと紋別辺りに流氷でも観に行きたかった。
青い顔で残りを10分ぐらいで書き終えました。たった2枚の物を1時間掛けたのに!
かなり見ずらく、かすれた、評判のすこぶる悪いスケッチブックのようなものができあがりました。
ほとんど寝てない中、ショー会場へ。
今回のショーは6組のパフォーマーさん達が出て、私たちは5番目の登場。
かなりの緊張で色んな人に「胃薬ないですか?」と尋ねる私。
出番になりステージへ!緊張はMAX!礼をしたぐらいからあまり覚えておりません。
覚えているのは、5分過ぎた辺りから、目が開かなくなるぐらいの液体が大量に流れ出てきた事。ショーの最中ふと我にかえる!「なんだこの液体は。目が開かない!」罰ゲームで水でも落ちてきたのかなというほどの液体!
汗だった!
私はそんなに汗かきのほうではない。なのに尋常ではない汗の量。
終わった後見てた人達にもすごい汗出てたねと言われるぐらいの汗!
やり始めたときはそんなに汗はかいてなかったが、開始5分ぐらいをめどに大量の汗が噴出!やはり私は5分ぐらいがMAXなのだと痛感した。完全にカラータイマーがピコンピコン言ってる。
汗を振りまきながらも苦しい演技は続き、最後の演技では完全に肩で息してた。口が開きっぱなしだった。
なんとかヤラレながらも自分のショーを終え、ステージを降りるときにはチワワのように小刻みに震える私がいた。
やはり私にはピン芸人は重過ぎる。今まで3Dでどれだけラクをしていたのかが、分かった。
ピンでやってる人を尊敬する!ピン芸人のみなさん頑張ってください!応援してます。
今回のPA☆sta のスタッフさん、足を止めて見てくれたお客さん、最後まで面倒を見てくれたトイシアター、私を誘ってくれたかっしーのバカヤロー。
ありがとうございました。
良い経験ができました。これでわたしはステージにマイクを置きます。普通のおっさんに戻ります。
とは言いながらも近々またパフォーマンスするはめになるかも…。

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