東御市田中 お菓子の花岡さんの 創業百周年の
コンサートに行ってきました
社長の 花岡かつ子さん(まん中の方)胡桃で染めた 着物と帯を
お召しくださっていました
以前 「胡桃で染めたものを。。」と ご注文をいただき
初めてのことだったので 試行錯誤して 取り組んだものです
友人が あちこちの 胡桃の皮を 持ち込んでくれて
必死で 染めました
その時々で 茶色もピンクも 微妙に異なる色に。。。
それを 生かしたくて 横縞の中に 全ての色を織り込んで
すぞから 肩まで 間隔を変えて 訪問着に 仕上げました
気に入ってくださって こんな 晴れがましい日に
お召しいただき 感激しました
パンフレットには 大正元年に創業された 花岡の歴史が
つづられていました
それを 読んでいたら 実家の祖父母が 田舎の百貨店を
やっていたことを 思い出しました
駄菓子から パン 味噌 しょうゆから 糸 針もろもろ
ありとあらゆるものを 扱っていました
母も 織りを始めても 収入の見通しのたたない 父を
支えて 取り組んでいました
久しぶりに 亡き両親のことを 思い出すことのできた
一日でした

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