次女と 「佐久をデザインではぐくもう さくデ。」という 催しに
行って来ました
臼田町の旧川村家住宅で 28の個人・団体が参加しての
展示でした
「こんな へんぴなところに 人が 来てくれるのか。。。」と
心配しながら 行きましたが 大勢の若者が あふれていました
私は 「ウオールアートプロジェクト」の 展示が
心に 残りました
最初 さらっと 眺めたときは インドの若者が ありふれたシャツを
着て スプライトの大きなボトルを口にし ポケットには
ボールペンが さしてある 写真に
「なんで こんな センスのない写真を 出すんだろう」と
通り過ぎました
後で 高橋敦 実行委員長から
「これは 現地で なりたい人を イメージして ポーズをとって
もらったんだって この スプライトも 中は 水らしい」
と 聞いたら 一気に 見る目が 変わりました
もののあふれた 日本の基準でしか見ていない 自分を感じました
その後 インドのワルリさんという方が 描いた 絵を
見せて頂きました
(本来は 住宅の壁(茶色や 灰色をしている)に 米の粉で出来た
白い絵の具で 絵を 描くのだそうですが (それが彼の仕事)
今回は 布に 茶色や 灰色の下地を塗り その上に描いたもの)
田植え風景や 1年の行事 大きな樹 水の流れる田畑のありさま
などなど
すばらしい絵が 広げられて 眺めていると
胸がいっぱいになりました
(写真は 写せなくて ここに お見せできないのが 残念です)
ワルリさんは 絵の仕事は いっぱい依頼がくるらしいのですが
1年の半分は お米を作ったり 農業をなさっているそうです
人間の 本来の 姿と 思いました
川村家の お庭も 堪能して 帰ってきました

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