昨日、天候の影響から急きょ葦船「葦(あし)だけで船体をつくった古代船」が津ハーバーに係留し1泊していただきました。
今朝7時半ころ伊勢方面に向けて出港されお見送りをしました
≪葦船の情報抜粋≫
名古屋市で先月開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、県内の学生や社会人らが製作した葦船(あしぶね)が3日、名古屋港を出港した。
三重県の桑名港などを経由しながら、6日に同県伊勢市の宇治山田港に到着する予定。
葦船は長さ約12メートル。20〜40歳代のメンバーでつくる「えびす町内会」などが、「人間と自然との共生」を訴えるシンボルにしようと製作した。先月25日、名古屋市熱田区の宮の渡し公園で進水式を行った。名古屋港で帆を整備した後、先月29日におかげ参りになぞらえて伊勢市を目指して出発する予定だったが、天候などの理由で3日に延期されていた。
好天に恵まれたこの日は、同団体のメンバー約10人が葦船に乗り込み「エッサイ、ヨーホイ」のかけ声で船を漕ぎ出発、その後帆を張った。沿岸からは、他のメンバーたちが「いってらっしゃい」と手を振っていた。船に乗り込んだ兵庫県西宮市、池内裕さん(60)は「天気がよくてうれしい」と笑顔だった。
製作プロジェクトの代表、唐木志穂さん(24)は「安全に出航できてよかった。まだこれからだが、宇治山田港まで無事に着いてほしい」と話した。(福島春菜)
(2010年11月4日15時55分 読売新聞)


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