2008/9/8

対馬ルリ子 「『子宮頸がん予防の会』を立ち上げました!」  日記

 9月は、がん征圧月間です。
子宮頸がんは、若い女性のがんだということを知っていますか?

 アメリカでは、21歳までに76%の女性が、子宮がん検診(頸がん細胞診)を受け始めています。

 子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウィルス)というウィルスの感染が、がん発症と関係があることがわかっています。
このウィルスは、ありふれたウィルスで、80%の女性が一生の間に1回は感染すると言われています。性交渉によって腟の奧、子宮の入口のところ(頚部)に感染するのですが、ウィルスが生き残って持続感染するのは、そのうちの30%。そのまた一部はいつのまにか細胞を変化させ、そのまた一部が最後にはがんをひきおこしていく・・・

 実は、HPVは100種類以上の種類(タイプ)が存在するのですが、その中でも16型、18型などいくつかのタイプが特にがん化させやすいハイリスクタイプなのです。
だから、がんまで進む人はごく一部なのですが、ウィルスに感染してもまったく症状はなく、また、どのウィルスのタイプがいるかは検査してみなくてはわからないため、誰ががんになりやすくて、誰ががんになりにくいのかは、まったくわかりません。

 一度もセックスやそれらしい接触をしたことがないひとは、子宮頸がんにはならない、ということは言えますけど・・

 ですから、性交を経験したら、どんなに若くても、毎年子宮頸がん検診を受ける、というのは、欧米のオンナノコの常識になっているのです。

子宮頸がん検診は、簡単な検査。
腟のなかから、子宮頚部の細胞を、綿棒(お化粧のときに使う綿棒のちょっと長いやつ)などでこすりとって、細胞を顕微鏡で調べるだけなんです。
細胞が異形変化していたら、ウィルス感染している証拠。
がんになる前の、細胞の変化だけで、危ないかどうか、要注意かどうか、早期治療が必要かがわかる。
とっても簡単です。

 このことを知ってもらおうと、そして、日本の女の子も、ぜひ十代から子宮頸がん検診を受けてもらいたいと、呼びかけるために作ったのが、「子宮頸がん予防の会」。
子宮頸がんは予防できるということを、知ってもらいたいのです。

だって、日本の女の子で、20代前半までに子宮頸がんの検査を受けたことがある子は、まだ数%。
欧米の女の子の70〜80%に比べて、あまりにも低いと思いませんか?
日本でも、子宮頸がんがおこる年齢が年々若くなって、今や最も多い年代は20〜30才代になっているんですよ。

あなたは、がんなんて、おばさんやおばあさんの病気と思ってはいませんでしたか??
それは今やまちがいです。

子宮頸がん予防の会は、3人の女性産婦人科医で作りました。わたしと、がんの専門家で33歳の娘と4歳の孫(女の子)をもつ社会保険相模原病院の上坊敏子先生。3人の小学生の娘をもつ水口病院の村上麻里先生。わたしの娘はいま、21歳と18歳ですから、合わせると総勢10人の、各世代の「オンナノコ」が集結した?ことになります。


今や子宮頸がんはワクチンができて、予防の時代。
(ハイリスクのHPVウィルスのワクチンです)
欧米では10〜12歳のオンナノコに、ワクチン接種がはじまっています。
これを打っておくと、70%の子宮頸がんが一生予防できる見込み。

日本ではどうなる?どうする?まだ議論はあまりされていません。
わたしたちは、オンナノコのために、女性のために、いま何かしなければと行動をはじめたのです。

あなたは毎年子宮頸がんの検診を受けていますか?
これからいっしょに考えていきませんか?

対馬ルリ子
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