2011/6/3

女性の健康検定「カラコロ検定」(対馬ルリ子)  

東北の皆様、クリニックの患者様、お友だちの皆様、いかがお過ごしですか?そちらは、ようやく暖かくなってヒーターがなくても過ごせるようになってきた頃ですね。

 震災からすぐには何度も電話をしてもつながらなかった友人たちと、近況報告などしあえるようになってきました。でも、東北に住んでいる友人、まだ避難している友人たちはもちろん、わたしや周囲の人たちも、なんだか心に大きなダメージをかかえたまま毎日をすごしているような気がします。

 よかったことは、毎日食べるものをしみじみと味わい、ふとんでゆっくり手足をのばせる安心を、家族となにげなくかわす会話を、本当にありがたいと感じることです。あっという間にすぎゆく日々の時間を、いとおしく思うようになりました。でも、その一面、これからどうしよう。どうやって前向きに、熱く燃えて生きていけるのか、いつまでできるのか、という無力感が漂うのも確かです。

 その中で、6月2日、この4〜5年企業の健保組合の方たちと一緒にやっている勉強会「保険者機能を推進する会 女性の健康分科会」で主催した、第2回 女性の健康シンポジウムに参加させていただきました。

 女性のカラダとココロの健康向上を目指して・・内幸町ホールで170名以上の(予定より参加希望者が多く、かなりお断りしたそうです)参加者を集め、とても楽しく、熱心な活動紹介のシンポジウムが持たれました。

 思えば、ワールド健保組合の安倍さんが、わたしの銀座1丁目の小さなクリニックを訪ねてくださったことをきっかけに、かれらの勉強会で女性の健康についてお話させていただく機会があり、「女性の健診は単に子宮がん検診と乳がん検診を、男性の健診にくっつければよいものではない!女性は、女性ホルモンの動きも、多い病気や不調も、男性とは異なっている。特に、ライフスタイルが変わって、会社で働き続けるようになった女性たちを本当に支援するのなら、妊娠出産の医療費補助だけではなく、妊娠前から、出産後も、更年期も、情報提供も、受診の支援も、こころのケアも、ずっと長期的視点で、トータルに支援してほしい!」と訴えさせていただいてから、JAL健保の浦井典子さん、IBM健保の池田さん、上森さん、花王健保の守谷さん豊沢さん、キリン健保の太田さん、コマツ健保の久保田さん室之園さん、近ツリ健保の村瀬さん・・・さまざまな方と、語り合い、アイディアを出し合い、燃えてはまた仕事に戻る、ということを繰り返してきました。

 そして!昨日のシンポでは、独自に作った女性の健康検定「カラコロ検定」を、みんなにやってもらうゲームとして発表し、女性の健康の基本的な知識を男女ともに広めるしくみを作ったり、乳がん子宮がん検診の啓発と受診率向上のとりくみ、妊娠出産時の高額医療の原因調査やトラブル予防の方向性など、これまでの「トラブルがおきてしまってから対処する」保健医療から、「知識をもってトラブルを予防し、病気が起きても最も早く最も軽く治療し、かつ健やかに仕事も続けていける」予防医療へのシフト、そしてそれを意識し、会社や健保の方向性としてすでに取り組んで来ている様子がしっかりと現れていました。

 わたしも、「女性は、家庭や社会の太陽。みんなの健康のキーパーソン。女性が元気で安心して暮らせるようになれば、社会も元気になる。だから、女性がのびのびと発言し活動できる会社や組織をつくり、日本を元気にしていきましょう!」と呼びかけました。

わたし自身のこれからの活動も、この部分にしかないように思います。まだどうすれば、という具体的なものは見えない感じがするけれども、これまでやってきた経験と活動に、職種を超えて連携する方向性を加えていきたいのです。(対馬)


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